コーヘイ

重賞展望

日記


ギルデッドミラー骨折で引退かぁ。クラブ馬やから3月いっぱいでの引退は決まってたとはいえフェブラリーSはこの馬が勝つ確率が1番高いと思ってただけに残念というか勿体ないというか。予想も当然変わってくる。それにしても三浦騎手もとことんついてへんね。

【クイーンC】過去5年はハイペース2回、ミドルペース1回、スローペース2回とまちまちになってるけど、18年はテトラドラクマがハイペースでの逃げ切り、20年は逃げた馬が単騎で行っただけで2番手以降は実質ややスロー。メジャーエンブレムが逃げ切った16年もやや前傾ラップとなってるように強い逃げ馬が出て来ると速い流れで、強い逃げ馬がおらん年は序盤スローか中盤中緩みがあっての決め手を問われるレースになる傾向が強い。今年のメンバーでそういう馬はおらんからそこまでペースは上がらんと見るのが自然かなと。血統ではディープやキンカメといった王道血統、あとはヴァイスリージェントも目立つ。

ドゥアイズは時計のかかる洋芝でも高速阪神でもしっかり末脚を伸ばせてるしここでは実績最上位。ただ上がりの速い競馬の経験がなくこの馬自身の上がりも35秒台が最速。流石にこれが限界値ではないはずやけど決め手勝負になった時にどれくらいの脚を使えるかは未知やからね。今回は上位人気確実で全面的に信頼というわけにはいかんかな。ウンブライルは前走時に指摘したように、ホンマに期待されてる馬ならマイルの新馬戦、2戦目もアンタレスSを使われてたはずで、わざわざ遠征してまで相手関係の楽なところを使ったあたりそういうことなんやろなと。明らかに過剰人気やったその前走も外枠は不利やったとはいえ見るところもない惨敗。ペースが速かっただけかもしれんから今回巻き返す可能性はあるけど人気になるほどの裏付けがないのは変わらんからね。モリアーナは前走もうちょっとやれるかなと思ってたけど案外な内容。速い流れで序盤行きたがったし流石に厳しかったかな。ただまぁ、瞬発力を求められるレースでも持続力を求められるレースでも勝ててるあたり能力自体はあるし巻き返しは充分ありえるはず。アスパルディーコは勝った未勝利戦の内容も特筆するほどやないしその時負かした相手も弱かった。というかこんな人気するかな?穴っぽいところならアンリーロード。新馬戦はライトクオンタムには完敗やったけど前有利の流れを中団から運んだことを考えれば内容は悪くない。クラフティワイフ牝系で母はトーセンジョーダンの全妹。高速馬場適性は高いはず。