私は天気予報を観ないので雨の予定はなく雨に遭遇した印象

会社に着くころにはこの雨は酷くなるだろうかとばかり気にする

会社の最寄り駅を立っても小雨だった

大した勢いはないので帰りはどうなるだろう

Windowsの画面のタスクバーには午前中の内からもうすぐ止むとのメッセージが入っている

しかし止みそうな様子はなく結局帰りまで雨は続いた

帰りの電車の窓は曇っていてどこにいるのかわからない

途中で止まっていることに気づいた

昨日のようにまた事故か何かとも思ったが、何もアナウンスが無いまま走り出した

どうやら通過待ち駅に入る手前のようだ

恐らくは雨のおかげでダイヤが乱れており、駅に入るタイミングを見ていたのだろう

朝の電車も六分遅れだった

時間を取ったせいもあって通過待ちはほとんどない

普通に停車して進んだようだ

窓が曇っているのでその駅にいる感じもしない

気になるのは折り返しの電車に間に合うかどうか

折り返し駅で降りるとすぐに通過電車が通った

この電車は覚えがない

どうやらすでに行ってしまったのだろうか

そんなことを思っていたがどうやら目的の電車は次らしい

折り返しの電車も遅れているようだ

帰りのバスは通常通り

結局は降りる時間になっても雨は降っている

雨に備えて折り畳み傘をカバンの底に忍ばせている

それが天気予報をあまり気にしない理由の一つでもある

それが思わぬ誤算

バスの出発する前に買い物をした

その食料品に埋もれてカバンの底の傘が出せない

バスを降りた後は雨に打たれて家に着いた