コーヘイ

重賞展望

日記


今週末は今年初GⅠのフェブラリーSを含めダイヤモンドS、京都牝馬S、小倉大賞典の重賞4つと忙しい。

【フェブラリーS】22年は高速馬場に加え中緩みがあって前有利、21年はトラックバイアスが内有利、19年はインティの異例の後傾ラップ逃げとイレギュラーな年はあるものの基本的には千四以下を使われてきた馬たちも出走することでハイペース、やや中緩みはあるものの決め手のある馬の外差しや追い込みが決まりやすいレース。もう1つ大事なのはコース適性で、JRA唯一の1600、ワンターンで直線の長いコース、芝スタートと特殊条件やからとにかくリピーターが生まれやすいのが特徴。同コース重賞での好走歴がある馬はチェックしといて損はないはず。血統ではストームキャットやヴァイスリージェントといったスピード型ノーザンダンサー系、エーピーインディらボールドルーラー系、スピード型ミスプロ系、ゴールドアリュールあたりが目立つ。

正直ここはギルデッドミラーの相手探しかなって思ってたけど残念ながら引退。カフェファラオやデシエルトも不在でメンバーレベルはかなり低そう。1番人気になりそうなレモンポップは前走ハイペースをクリアしたのは大きいけど武蔵野Sでは先行馬に楽なペースやったにも関わらずラスト少し甘くなってギルデッドミラーに差されたからね。陣営のコメントや出走に至った経緯を考えても千四ベストなのは間違いないし、馬場や展開がタフになった時に崩れる可能性はありそう。負けたレースは全部芝スタートってのも多少気になる。ドライスタウトは前走直線でバトルクライに蓋をされて追い出しが遅れたのが敗因でスムーズならほぼ勝ってた。この時斤量が2キロ軽かったバトルクライが次走でレモンポップやギルデッドミラーの僅差のレースが出来てることからも能力的に引けは取らへん。コース実績がないのは気になるけど大型馬で跳びも大きい走法、斬れるというよりジワジワ伸びるタイプなことから大箱コースへの適性は高そう。芝スタートも前走でこなしてる。スローやとキレ負けしそうやけどある程度流れるなら勝算は充分あるはず。メイショウハリオは3勝クラスでこのコースの勝ち鞍はあるけどスピードや追走力のあるタイプではないから久々のこの距離は不安の方が大きい。タフ馬場の消耗戦ならという感じ。レモンポップと逆。レッドルゼルは去年も一昨年も川田騎手が道中ロスを極力抑えてたけど伸び切れずの内容はやっぱり距離は千四ベスト。ここ2年よりメンバーレベルは低そうやから同じだけ走れば好走って可能性はあるけどなんやかんやでこういうタイプはあって3着って気はするかな。海外馬のシャールズスパイトは正直わからんwただ芝でも走れてることから軽い馬場のほうが良さそう。穴っぽいところならざっくりとコース実績馬からソリストサンダー、タガノビューティー、セキフウ、ケンシンコウあたりかな。ただどれもアタマまでってイメージはないのが悩ましいところ。