未明の地
ヒッコリー・ロードの その先に僕らは着いた
ヒッコリー・ロードの その先で僕らは見つけた
ヒッコリー・ロードの その先で僕らは見つけた
ヒッコリー・ロードの その先に僕らは着いた
コニー・アイランドにある 小さなお店は
コニー・アイランドの 大通りの
コニー・アイランドにある 小さなお店は
コニー・アイランドの 大通りのはずれにあるの
ある日 お店に 紳士が現れたの
私を見ながら 困ったように
「お嬢様 ここは一体どこですか?」
目を丸くしながら 私に訊いてきたわ
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----E-----⤴
だから私言ったの 「コニー・アイランドへようこそ」
みんなで言ったの 「コニー・アイランドへようこそ」
ヒッコリー・ロードの その先に僕らは着いた
ヒッコリー・ロードの その先で僕らは見つけた
小さなお店を
とにかくお腹が空いてるので メニューにあった
「ニラ玉定食、ライス大盛」を人数分頼んだ
ヒッコリー・ロードにある 小さなお店の奥のほうから
ある周波数の集合体の共鳴が響いた
【へい らっしゃい!】
普通に驚いた だって 結構重低音なんだから
料理が届いて まもなく僕らはみんな満腹になった
死にそうだったさっきまでとは違う心持で
改めてメイドさんに真剣に訊いた
「お嬢様 ここは一体どこですか?」
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----
PA--PIPATTI-TYU--A-----E-----⤴
いつもこうやってお迎えするの
これが嗜みなの
それ以外知らないの
もう何万年もね
これさえ最後に伝えれば 私も私達も心が治まるの
心を込めて 声を揃えて
「コニー・アイランドへようこそ」
あ 言い忘れてた コニー・アイランドの大通りの
ヒッコリー・ロードのはずれにある私達のお店の名前は
【終店】と申します
今後もぜひぜひご愛顧くださ~い!