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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①     

レジャー/旅行

こんばんは!20日(月)は、北日本や北陸で雪が降るでしょう。

西日本日本海側も雲が多く、雪の所がありそうです。
東日本から西日本の太平洋側は晴れる予想です。
南西諸島は雲が広がるでしょう。

訪れるのは神奈川の屋根、丹沢山地。
富士山の絶景と秋の紅葉を堪能します。

紅葉かがやく清流
富士山を望む
  稜線歩き
奇跡!
ダイヤモンド富士
紅葉
 彩る頂へ

             富士山を望む大縦走
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               丹沢山地

東西40km、南北20kmに及ぶ丹沢山地。
1500m級の山々が連なり神奈川の尾根とも呼ばれています。

〇蛭ヶ岳(1673m)

その中央に聳えるのが最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけです。

〇新松田駅からバスで1時間

小田急電鉄の新松田駅からバスでおよそ1時間。

〇西丹沢ビジターセンター

西丹沢ビジターセンターで案内の方と待ち合わせ。

おはようございます。

〇鈴木友博さん

「おはようございま~す。
 今回ご案内する鈴木友博(すずきともひろ)です。
 どうぞよろしくお願いしま~す」

よろしくお願いしま~す。

丹沢山地の麓で育ち、現在は工務店に勤める鈴木さん。
丹沢の山に登る中、山小屋の主人と出会い10年ほど前から手伝うように。

今回の見どころは?

「あの二つありまして~。
 一つ目は何といっても大展望の山歩きです。
 富士山をはじめ南アルプスですとか、
 色々な山も見ながら歩くことが出来ますので。
 二つ目は何といっても紅葉です。
 え~、沢筋から稜線まで、え~、様々な植生、
 変化に富んでおりますので、こちらも楽しみにしていてください」

丹沢山地を縦走する山旅。
まずは用木沢(ようきさわ)沿いを歩き、
富士山の大パノラマと紅葉を楽しみながら檜洞丸(ひのきぼらまる)へ。
ダイヤモンド富士の絶景を堪能し、山小屋で一泊。

二日目、黄金色に輝くブナの森を抜け、蛭ヶ岳の山頂へ。
一泊二日、中級者向けのコースです。

「それでは出発しましょう」

はい、よろしくお願いします。

午前7時出発

*撮影:11月上旬

山が色付き始めましたね~?

「そうですね~、いい感じですね~」

潺(せせらぎ)が聴こえる。
わっ、広い河原~。

〇用木沢

「用木沢ですよ、開けましたね。
 光が射し込んで凄い綺麗ですよね?」

まるで絵のような光景。

「沢筋は~カエデの黄色が多いですね~」

〇イタヤカエデ
   板屋楓

カエデの中でもひと際大きく葉を広げるイタヤカエデ。

「ここから徒渉(としょう)が続きますので~、
 足元に気をつけて歩いて行きましょう」

ここで山旅スタイル。

<山旅スタイル>
 沢の渡り方

〇沢の渡り方

沢の渡り方を教えてもらいま~す。

「まず見渡してもらって。
 こちらがいちば~ん歩きやすそうな場所ですね」

〇安全に渡れる場所を探す

まずは石をつたって安全に渡れそうな場所を探します。

〇安定した石を探しバランスを取りながら渡る

「次にですねこの安定していそうな、え~石を探していきますね。
 まぁストックも併用してバランスを取りながら渡って行けるようにします」

〇増水して危険な時は引き返す

「増水しても安全に渡れるような状況で無い場合もありますからね~。
 ちょっと渡るのが難しそうだなっていう場合は引き返す勇気も必要ですので、
 あの決して無理しないようにお願いします」

さらに沢沿いを進みます。

「これを見てくださ~い」

わっ、水が青色。

「この辺りは花崗岩が多くて~、
 花崗岩の白さとそれからこの西丹沢の水の綺麗さですね~。
 その澄んだ水と~、あと光によって青みがかって見えるんですね~」

青い水に紅葉が映える。

「あそこ見てください。
 魚が石の所にいますね」

あっ、いた。

「おっ、ダイモンジソウが咲いてますね~」

〇ダイモンジソウ(白色のお花)
   大文字草

沢沿いの岩場で見られるダイモンジソウ。

「花の形があのこういう風に大の字になってますね」

ほんとだ。
大っていう字に見えますね~。

「これは綺麗なイワシャジンが咲いてますね」

〇イワシャジン(薄紫色のお花)
   岩沙参

「丹沢ならではの花になりますね~」

ここ丹沢の沢で初めて見つかったイワシャジン。
関東地方や中部地方でしか見られません。

「え~とここまでは沢筋歩いてきましたけれど、
 これから~あちらですね。
 あの犬越路(いぬこえじ)に向けて急登が続く登りになりますので、
 気を引き締めて登って行きましょう」

いよいよ登りか~?

あはっ、いきなり急~。

「よいしょっ、ほ~。
 はい、お疲れ様で~す。
 大越路に到着しました~」

今回は大越路に到着した所までと致します。
次回は大越路から見えます眺望の紹介から始めます。