コーデ記録~白雪姫・異説
意を決して紫の目を購入したので、
連日の紫コーデです。
りんごを持たせて、ルージュも赤くして
バックに鏡を浮かせれば
白雪姫と言い切れそうなコーデになりました。
ちょっと幼い感じですが。
雪のように白い肌に炭のように黒い髪、
そして血のように赤い唇。
じゃあ、瞳の色は?
瞳の色は大事じゃなかったの?
グリムの故郷はドイツ。
ドイツと言えばゲルマン系。
ゲルマン系は金髪が多いんですよねえ。
そこで何故黒髪?
ヨーロッパは地続きだから、
他民族の血が入っててもおかしくはないけれど。
あえて黒髪を望むのって違和感があります。
で。
あえて母親の不貞説を唱えてみる。
父親(夫)が黒髪で母親が別の髪色で、
浮気相手も黒髪じゃなかったら。
生まれてくる子供の髪色が夫と違ったら
不貞がばれてしまう。
何せ、黒髪の方が金髪や茶髪より遺伝子が強いから、
当然、黒髪の子供が生まれると周囲も思っているとしたら。
まあ大きくなったら髪色が変わることもあるそうですが。
瞳の色は夫婦も浮気相手も同じだったら
あえて問題にはしないかなあ?
でも隔世遺伝とかもあるからねえ?
さて、初出のグリム童話では、
白雪姫を殺そうとする母親が
義理の母だとは言ってないのです。
そして白雪姫は。
何度も殺されかけているのに
疑うことを知りません。
保護者(小人)に何度も注意されているのに
すぐまた騙される。
ところでこんなに人を疑わなかった白雪姫ですが。
結婚して性格が激変します。
そう。真っ赤に焼いた鉄の靴を
何度も命を狙ってきた母親に履かせて復讐するんです。
この苛烈な人格にも違和感があります。
あのぽやぽやがどうしてそうなる?
なので仮死状態に陥ったことで、
それまで隠れていた母親似の苛烈な性格が
主導権を握ったとかどうでしょう?
二重人格というか、本来はこういう性格だったのを
矯正されてぽやぽやになっていたというか。
何せあの母の娘ですから
そう考えるとすっきりするというか。
さて。死体であっても惚れたから持って帰ろうとした
とても危ない王子が夫なわけで。
つまり、顔だけで選ばれたわけです。
それって、容色が衰えたら捨てられるもしくは
関心を失われて浮気一直線になるのが見えるようです。
そうなった時の白雪姫は
母親と似たような行動に走りませんかねえ?
そう。白雪姫の童話はつっこみ所に溢れているのです。