コーヘイ

重賞展望

日記


【中山牝馬S】テンの2~3Fはスローで中盤~後半は大きな緩急はつかへんからトップスピードやギアチェンジ力は求められず持続力勝負になるのがこのコースの特徴。まぁ、中山は大体そうやけど。不良馬場で行われた20,21年はかなりの消耗戦になってて例外ではあるけどそれ以外の年も前半、中盤、後半3Fずつに分けると全て35~6秒台と速い脚は求められへん。差しは比較的決まりやすそうに見える。血統ではミスプロとロベルトが目立つかな。

アートハウスは休み明けに強いのは知れ渡ってるけどもう1つ3~4Fの瞬発力寄りのレースでは自身上がり34秒前後を使って全勝やけど持続力寄りのレースでは自身上がり35~6秒台で全敗というのも特徴。今回は2戦目で持続力が求められるレースというのは気になるところ。それでなくても斤量57キロは牝馬にとってはかなり重たいしね。クリノプレミアムは前走は追い出しが少し遅れたことを考えれば価値に等しい内容やし、そもそも去年のこのレース勝ち馬。他にも京王杯AH3着もあったりと上がりのかかる持続力コース、特に中山は得意。ただ流石に今回は人気になるやろうからね。オルフェーヴル産駒って人気で本命にするのはちょっと怖いイメージはあるんよね。スルーセブンシーズも中山は得意で内回りコースを内で立ち回れるタイプでもある。能力的にもここなら充分通用するはず。ウインピクシスは2連勝中やけど流石にここで人気で重い印を打ちたいほどのパフォーマンスは見せてへん。サトノセシルは直線の長いコースやとどうしてもキレ負けするから小回りに戻るのはプラス。能力的にもここでは上位。穴っぽいところなら去年4着のスライリー。気性的な難しさがあるからか後ろからの競馬にはなるけど斬れるタイプではないから直線の長いコースで決め手比べになるとどうしても厳しい。小回りで持続力を求められるなら。