ゲシュ崩ログ 200 美意識
「一緒に踊ろう」っていう遊びするので、一緒にポンポン持って音楽にあわせて踊るというムチャぶりにこたえ、テキトーに手足を動かしてダンスしたら、
「ちがーーーーう、それじゃタコ踊りだよーーーー」
って言ってた。大爆笑。「え…タコオドリってどこで覚えてきたのそんな言葉…」と大爆笑。しかも使い方も意味もばっちりすぎてびっくりした。私のテキトーダンスをズバっとタコオドリしてんじゃねーよと指摘した子供になんだか頼もしいものを感じてしまった。子供が子供のアンテナを持ち、私が使わない言葉を覚えてきた時、こんな面白いのかと大爆笑でした。タコオドリ…。子供が踊れるとかダンス教室通ってるとか、そういう事はないです。審美眼も知識もないはずなんですが、時々子供の美への追及、美を追う姿勢、美に対するイメージの確かさみたいなものに、凄いなと思ったりする。私の踊りはタコオドリでかっこよくなかったらしい。子供の審美眼というものが一体どうやって醸成されているのか、親なのに不思議です。そういうの遺伝しないっぽいかもしれません。
美、といえば、昔、フランフランという雑貨屋の前を通りかかった時
「なんてすてきなの~~~~」
みたいな事を、子供が言ってた。フランフランのかわいい素敵な美しいフランス北欧系の美が、子どもの持つ理想に近いのかもしれません。何を隠そう、このブログのアバターの髪型も、「金髪の巻き毛のほうが絶対がかわいいよ」と子供が言うので、子供の言う通りにしてみた。フランス人形的な。そんな美が子供の持つ最上のロマンなのかな。しみったれた醤油庶民の家で育ち、なぜそんなに洗練された美意識があるのか。とっても不思議ですよ。
お醤油と お砂糖みたらし 好きな味
とはいえ、みたらし団子食べさせたら喜んで食べやがる。