コーヘイ

重賞展望

日記


昨日は騎手のあまりにもな下手乗りで流石に怒りと落胆で暫く引きずりました。手前味噌にはなるけど馬場や展開が完璧に読めてたら(まぁ、そこが1番難しいんですが)好走する馬は7~8割は当てられる自信はあります(期待値の観点から1番強い馬に本命を打つとは限りませんが)。改めて分析してもマリアエレーナは番手のインを譲ってへんかったら九分九厘馬券圏内には来てたと思います。ただまぁ、下手乗りが原因で美味しい馬券が獲れることもあるからね。長く続けてれば運は収束すると割り切るしかないかなと。今週の重賞は阪神大賞典、スプリングS、フラワーC、ファルコンSの4つ。

【阪神大賞典】逃げた馬がハイペースで飛ばした19年やキセキが掛かって持って行かれた20年のような例外はあるけど前半~中盤は淡々と流れて後半約5Fのロンスパ戦になるのが基本形で上がりはかかって差しは決まりやすいレース。ただ重要なのはスタミナと末脚。ただ去年はここ5年で唯一後半5Fが60秒を切って(59.0)前2頭を中団前目から運んだディープボンドが34秒台の上がりを使って何とか競り落とした形。京都の改修期間中は阪神の馬場がかなりしっかり作り込まれてるからか、ペースが遅いと上がりが速くなって例年より前が残りやすい可能性はあるかなと。血統は最近の長距離重賞らしくディープ系、ステイゴールド系、ハーツクライ産駒が目立つ。あとはロベルトやトニービンも良さそう。

ボルドグフーシュは毎回後ろからの競馬にはなるけど殆どのレースで上がり最速の脚を使えてるしロンスパ性能も高くこのレースの文脈には合ってる馬やと思う。56キロで出られるのも大きい。ただ今年も馬場は軽いし去年みたいな緩い流れになると後ろからやと差し損ねる可能性はあるかなと。ジャスティンパレスは2戦続けてボルドグフーシュには負けてるけど菊花賞はハイペース、有馬記念は前半スローではあったけどタフ馬場の5Fロンスパでいずれも差し馬が台頭する展開を前目で進めたのが敗因やし、神戸新聞杯は馬場や展開、コース取りが全てハマったとはいえ完勝してるわけやから能力差があるわけではない。ディープボンドは速い脚が使えへんから上がりが掛かった方が良い馬で、タフなレースになりやすいこの条件自体は合ってると思う。ただ去年は苦手な速い上がりを求められたけど能力差で勝ったような印象で、今年は去年より相手が強くなるし同じような馬場や展開なら斬れ負けする可能性はありそう。タフなレースなら勿論有力。和田騎手に戻るのは既定路線やったんか川田騎手がボルドを選んだんかは気になるところ。アイアンバローズは前々走の負け方がちょっと気にはなるけど長距離重賞では安定してるし馬券的には外せへんかなと。正直ここは穴で狙いたい馬はおらんから絞って買う形にはなると思うけど強いて挙げるなら緩い流れで速い上がりが求められるならこのメンバーでは相対的に決め手のあるユーキャンスマイルくらいかな。