コーヘイ

重賞展望

日記


【フラワーC】同条件のスプリングSがミドルペースで流れることが多いのに対してフラワーCは過去5年中ややハイペースで流れた20年を除けば約2秒前後のスローペース。小回りコースでスローやから当然前有利になりやすい傾向。とはいえ牝馬限定重賞としてはここまでで世代最長距離やからね。マイル戦を中心に使われることが多い牝馬にとってはタフな条件。距離短縮馬の好走が目立つ。血統もサドラーズウェルズ≒フェアリーキング≒ヌレイエフといったスペシャル牝系の血や他にもロベルト、トニービンといったスタミナ色の強い血が目立つ。

殆どが1勝馬ということもあるけどどれも今一つ信用しにくいなと。ココクレーターは前走未勝利戦は時計・ラップ的には特筆するほどではないし小回りの経験もない。弱いとは言わんけど1番人気で本命とかはちょっと考えられへんかな。ドナウパールは前走の未勝利戦は小回りの持続力戦で時計もまずまず。ただまだ完成度は低い印象で人気に見合うだけの信頼度があるかどうかは微妙。ヒップホップソウルは前走の大敗の原因が今一つわからんし、ここまでで取り立てて高いパフォーマンスの裏付けもない。良い馬やとは思うけどこれも完成度は低そう。エミューは2勝馬ではあるけど前走デイジー賞が凡戦。どれが穴になるかはわからんけど注目馬はまずパルティキュリエ。未勝利戦は締まった流れやったとはいえ時計的には上々。府中のマイル戦の経験しかないのは気になるけどレクセランスの半妹なら距離が延びてあかんことはなさそうかなと。あとはマテンロウアルテ。新馬戦ではハーパー、未勝利戦ではシャザーンと強い相手にそこそこやれてるし、距離に不安がなくて先行力があるのも良い。