gen_rin

日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③     

レジャー/旅行

こんばんは!20日(月)は、西日本から北日本では概ね晴れるでしょう。

ただ、東日本太平洋側や西日本太平洋側では夕方から多くなり、
九州南部は雨となる所がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となる見込みです。

秋の彩りに
   心躍る
山肌と紅葉の
 コントラスト
圧巻 岩の稜線
日本海の
 大パノラマ

             白波望む 秋の峰
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
               鳥取 大山

*この番組は2022年1月に放送したものです

〇写真家 柄木孝志さん

18年前、大阪から移り住んできた柄木孝志さん。
大山に魅せられ、写真をはじめ写真集も出版。
春夏秋冬、様々な時間帯に大山を撮影し、その美しさを伝えています。

*撮影:11月上旬

前回は元谷という大山の中でも一番星空が美しい場所までの紹介でした。
今回は星空を撮る方法を柄木さんに教えていただくところから始めます。

<山旅スタイル>
 星空を撮る方法

〇星空の写真を撮る方法

星空の写真を撮る方法、教えてください。

「あの~実際こちらが私の使ってるカメラなんですけど、
 真っ暗の中で撮影するので高感度に強いカメラがまず必要になります」

〇高感度のカメラ

「あとはこの元谷~は非常に広いので~、広角レンズ。
 大体そうですね~18mmぐらいあれば~、
 あのこの北壁~のパノラマは~、ある程度入れることが出来ます」

〇18mmぐらいの広角レンズを使う設定は?

〇F値(絞りの値)はできるだけ小さく

「F値を出来るだけ小さい数字にして。
 え~、明るく撮れるような状態にすること」

あと必要なのは~?

「夜の撮影の場合はどうしても
 シャッタースピードの時間が長くなってしまうので、
 まぁカメラのブレを抑える為に三脚が必ず必要になってきます」

〇ブレを抑えるため三脚が必要

星の光を捉えるって面白そう。

*撮影:1月

「星の光跡を残したいとかっていう場合は、例えばそれで30分回したり、
 1時間回したりとかするようなことも実際はあります」

なるほど~、星空撮影挑戦してみよっと~。

出発して1時間半、再び森の中へ。

「この辺りぐらいからはブナの巨木も目立つようになってきます。
 大山は、あ~西日本最大級のブナ林を実は持ってるんですね~」

大山の周囲に広がるブナの森はおよそ3000ヘクタール。
東京ドーム640個分にあたります。
黄金色の森の中を一歩一歩進んで行く。

「あ~、綺麗。
 まさに光が入るとほんとにブナの森に命が注がれるようなそんな雰囲気です」

冬を目前に秋の森は最高の煌(きら)めきを放ってる。

「さぁここからは、あの~行者谷コースというだけあって、
 あの~急な登り坂が一気に。
 あの~続いて行きますので、
 あの~結構しんどいとは思いますけど、ゆっくりあの~登って行きましょう」

結構傾斜きついな~。

「あっ、これ見てくださ~い。
 キノコですね~」

あ~、可愛い~。

「やっぱこういう風に~あの~綺麗な映(ば)えるもの。
 やっぱり見つけると嬉しくなりますよね~?」

〇センボンクズタケ

センボンクズタケ、お菓子のチョコレートにそっくり。

「ここ上にもありますね~」

あっ、ほんとだ。

〇ムササビタケ

*国立公園のため
 キノコの採取は禁止されています

ムササビタケ、残念ながらどちらのキノコも食用には適さないんですって。

「あ~、ここに見事なナナカマドの実がなってますね~」

〇ナナカマド

赤い実が鈴なりだ~。

「ナナカマドの実が沢山なってると~、しかもそれが鮮やかだと~、
 今年は大雪になるっていう話を、あの~、云い伝えでよく、
 あの~お聞きしたんですね。
 だから僕らも~あのこの時期になると~、
 ナナカマドの実を見つけては、
 あっ、今年は大雪なんだな~とかっていうような参考にしてます」

標高1200mを超えた。

ひたすら階段を登って行く。

〇6合目避難小屋

「ここが6合目の避難小屋になります。
 6合目を過ぎると~、だいぶ高い木が無くなって~、
 あの低いこういう小さい木だけになっていきます。
 で~視界もどんどん開けていくんで~、
 上に上がるとまた絶景を皆さん見ていただけると思います」

楽しみ~。

あ~抜けた~。

「もう見渡す限りのパノラマの風景です」

あっ、海だ。

〇日本海

「え~まずは日本海。
 見事な弓ヶ浜から今ご覧いただけます。
 なかなかこれだけの~澄んだ視界で、弓ヶ浜を見れること無いんですけども、
 まぁその弓ヶ浜の向こうには島根半島があって」

今回は弓ヶ浜と島根半島が見えた所までと致します。
次回はいよいよ大山頂上を目指します。