ゲシュ崩ログ 210 年季の入ったゲシュ崩ログ
ずっと人間にカワイイと言い続けたらどうなるのか。そんな実験を…人体実験を…していました。今のところそこまでゲシュタルト崩壊していると断言できる事件はなかった。でも、毎日毎日同じ事を言い続けているから、やっぱ我が家では「カワイイ」という単語がゲシュタルト崩壊してる気がする。と、薄々危惧している。でもま、それで酷いなんかがあるわけないと思っていた。でもちょっとやっぱ、カワイイがゲシュタルト崩壊している…と、どこかこう、不自然というか、人間がちょっと違う進化をし始めてしまっているんでは…。と思った。こういう事があったからである。
かわいい文字
子供がプリキュアを好きらしい。ストーリーとかじゃなく、単に見た目だと思う。ピンクとかキラキラとかカワイイと思うらしい。多分。そういう見た目をカワイイと思ってるのかな?と思っていた。すると子供が、
「ねえねえ、プ、っていう文字って、かわいいよね」
って言った。
「え…?」
とお母さんゾっとしていた。さすがにこれにはゾっとしていた。プっていう文字…かわいい…????????????
文字…???????かわいいのゲシュタルト崩壊、いまここに極まれり。とお母さんは自分が今日まで子どもにしてきた事に、ゾっとした。毎日毎日かわいいと言い続けた結果、子供が
「プっていう文字ってカワイイ」
と言った。そのこの、私の家の、我が家のカワイイのゲシュタルト崩壊はこうなっているんだと、子供のゲシュ崩発言にゾっとしました。カワイイという概念、どっかおかしいぞ。と…。我が家…。でもそれは、私が毎日毎日カワイイと子どもに言い続けたからなんです。子供は悪くないんです。多分、私がほんとカワイイを乱用したからなんです。だからとはいえ、子供が
「プっていう文字カワイイ」って言うなんて。思ってませんでした。カワイイがゲシュタルト崩壊している。そんな現状をお届けしている、私のゲシュタルト崩壊日記でした。これからもゾっとする崩壊具合がつづられていくのだろうか。カワイイという言葉を、きちんとカワイイものに適切に用いよう。そうまた決意しました。自分としては全く変な使い方してるつもりは全くないんですけれども…。いったい私と子供は、これからどこへ向かっていくのだろうか。こんなゲシュタルト崩壊した世界観を抱えながら。まぁ、いっか。面白いし。と思っちゃってる。
カワイイと カタカナのプを 高評価
プという文字萌え。なんだかでもま、それは私の遺伝なんじゃないのかなと思う。お母さん個人的に面白い漢字マニアで漢字眺めて楽しい時ある。その感覚が遺伝してるのかも~とびっくりなのよ。漢字眺めるのって楽しいですよね?凄くいい漢詩とか最高ですよね?変かな。でもカタカナに美を見出すなんて。ちょっとマニアックすぎるぜと子供の感性に驚きだったよ。遺伝子レベルでほとんど私のせいだったんだけど。