ゲシュ崩ログ 215 お父さん
子どもが雨なのに遊びに行こうという。「おとうさんも一緒に行くって誘う?」ときくと、「お母さんと二人でいい」と言い出す。びっくりである。どうした?である。でもまぁ、そういう事なんで、二人で遊びに行くことにした。仲が悪いとかいう訳ではなく、私から見ると、子供はお父さんと一緒にいるとテンションが高くなるという感じがしていたので、お母さんよりお父さんのほうが好きなのかなと思ってたくらいだった。だからびっくりだった。まぁ子供も子供なりにお父さんに気を遣っていたという事だったのか。たまにはお父さんいない日が良いと思う事もあるかもしれないと思って一緒に遊びにいく。抱っこ~が「拷問かな?」と思った。なかなか拷問かな?と思う事があるんだ。生活してると。これって普通なのかな。大人になると「拷問かな?」が頭をよぎるようになるのかな。地獄に落ちた人が、地獄の鬼に色々されてぎゃーぎゃー泣きわめく地獄絵図というものがあるけれど。あれとはまた違うので、拷問では無いんだと思うけど、実際腰にズシっとダメージがくる大人に「抱っこ~」は拷問じゃないのかな?と思った。てことは子供は地獄の鬼という事になるのかな。地獄の鬼って…よく考えたら勝ち組ですよね…。それとも閻魔様にコキ使われる可哀そうなほうなのかな。いやどうも地獄に落ちる人こそ負け組ですからやっぱ勝ち組ですよ。いやそうでしょう。お父さん、今日は家族をほおってぶらぶら楽しんだに違いない。私としては正直それで全然いいんだけどな~と思ったりして。という事でお父さん抜きの休日、「抱っこ―~」の拷問を私一人で頑張ってしのごうと思うのだった。子供が「お父さんも~」って言いだしたらまた一緒にいればいいかな。今日もたくさん、態度とか声の大きさとか優しい態度にしろとかいっぱい子供に叱られた。子供先生に鍛えられる日々。