大きな栗の木の下で《独り言》

栗鈴

思い付いたとき、気が向いたときに書いています。

追悼

日記

「帰ってきたウルトラマン」


郷秀樹役・団時朗さんが旅立たれました


団さんを初めて拝見したのは小学校に上がるより前

宝島社『僕たちの好きなウルトラマン』に載っていた

放送当時の団さんのお写真を見て

「なんてきれいな人なんだろう」と思いました

小学校低学年のとき

「ウルトラマンメビウス」客演時

サングラスをかけてジープから降りてきた郷秀樹を見て

始めて動いている団さんを見てただただ「かっこいい」と思って

幼心に「『ダンディ』ってこういう人のことなんだ」とすごく憧れた記憶があります


ずっと変わらなかった団さんのイメージ

表現が拙いけど小学校入学前後の子供の語彙力ではこれが限界

成長した今ならもっと詳細に的確に言い表せる

そう思っていたけど

二十年近く経った今でもほとんど変わらない

「お若い頃の団さんのように顔立ちが整って美しい人を私は他に知らない、『美形』とはこの人のこと」
「『ダンディ』という言葉は団さんの為に生み出されて存在している」

二十年で増えた語彙はちいさかったあの日々の記憶をただひたすらに補強・強調するためだけに使われてる


いつまでも格好良くてみんなのヒーローでいてくれる


お別れが早すぎます

でも、お疲れさまでした


今頃、光の国に向かっている最中でしょうか


どうかゆっくりお休みください


この星からいなくなっても

あなたはずっと私の憧れの存在で永遠のヒーローです