コーヘイ

重賞展望

日記


【ダービー卿CT】18年こそマルターズアポジーがそこまでペースを引き上げずにミドルペースになってるけど19~22年はテンの3Fが34秒前後、中盤2Fが22秒台後半、上がり3Fが35秒5前後と判を押したようにこのコースらしいハイペースで中盤緩まへんラップ。差しは比較的決まりやすいレースで、コース替わり週に当たるから内有利になる年も多いけど去年なんかは外差しが決まったしその当たりは馬場を見ながら。ただ土曜やからなぁ。。血統ではダンチヒが特注で他にもストームキャットらスピード色の強い血が目立つ。

ジャスティンカフェはここでは能力的には頭一つ抜けた存在なのは間違いない。ただ本質的にはそこまでトップスピードの持続力がない割に位置取りがどうしても後ろになるから取りこぼしも多いんよね。先行してインで溜める競馬が出来ればGⅠ勝っててもおかしくないと思うんやけど。ハイペースで前が崩れてくれるような展開かスローで馬群がギュッとなって一瞬で抜けられるような流れが良いかな。レッドモンレーヴはロードカナロア×ラストグルーヴの超良血馬。ただダイナカール牝系は大箱コースの中距離戦ベストでハイペースの中山マイルは条件的には真逆。この馬自身も前半スローか中盤緩む流れで勝ってきてるからここで求められる能力の裏付けは乏しい。少なくとも人気で本命とかは考えてへん。ゾンニッヒも母はマカヒキの全姉の良血馬。ちょっと頭が高い走法らしく急坂コースで実績ある馬やけどこれまでの相手関係を考えてもここで上位人気するほどかなぁというのはあるかな。マテンロウオリオンはNHKマイルCは完全に展開が向いたレースやったしそれ以外もそこまでのパフォーマンスは見せてへんのよね。ただまぁ、ここ数戦よりは相手関係は楽になるか。穴になるかはわからんけどインダストリアは半兄ケイデンスコールが年を重ねて上がりのかかるレース向きになっていったし近親のバランスオブゲームも中山巧者やったようにこの馬自身も恐らく東京⇒中山はプラス。あとは展開待ちになるけど距離延長でなんぼか追走は楽になりそうなルプリュフォール、少し時計のかかる馬場ならピースオブエイト、久々に続けて使えるゴールデンシロップあたりを挙げときます。