ガラクタ煎兵衛かく語りき

差別がなくなった日

日記



実はその日はある日突然訪れた 解消された


肌の色 性差 人種 国籍 職業 親子(親族)関係 被教育歴
能力 発声 頭髪の残り具合 脚の長さ 出自 所有財産の多寡
宗教 年齢 対人との接し方 就労条件 子の有無 ルッキズム?
婚姻関係 食生活 癖 障害 病気 感染症  


人類という生命体が発生して以来 その”ある日”まで差別は生まれ永続した
要するに人類という一個体である者が 人類である別の他者を差別するという
負の連鎖というか思考形態というか
それはある意味自己保存欲求に基づいた必然なのかもしれない


ここまで お読みくださった(そしてお読みくださっている)方々は
もう既にお分かりでしょう
『ああ こいつは何を書きたいのか』 御承知の助だと思います


困ったことにこいつは こんなダークな話題が大好きなんですよ
答え合わせをしましょう そうです こういうことです

その”ある日”で人類は消え去りました