ゲシュ崩ログ 229 矢沢あい大先生
子どもに、毎日かわいいね、と言って育てた結果、一体どうなるんだろう。という実験をしているのですよ。
もう私が毎日口癖で「かわいいね」って言ってたら、子供が
「違ーーーーーーう!」
って言う。
「え」
ってなる。
「かわいいかわいいじゃ、なーーーーーーい」
って、ぷんすかりんこする。
「え、じゃ何?」
って聞く。
そしたら
「かわいい子じゃなくて、しっかりもののお姉さんだよ!」
って言う。
四月、新しい年になって、大きくなったから、しっかりもののお姉さんになりましょうねという素晴らしい教育者がいて、その人の言葉を遵守しているのだろうか。子供は、自分のことをしっかりもののお姉さんと呼べ、と言い出した。
かわいいなんかじゃないのだと言いいのだろう。かわいいなんていうな、と。その時ふいに、矢沢あい大先生の「天使なんかじゃない」という漫画のタイトルが脳裏をよぎる。少女漫画って、本当にすごいなと。少女漫画は子供のこころの代弁者なんだなと。まさに子供の子供たる神髄みたいなギュっと凝縮した私が言いたい事を、矢沢あい先生がもう漫画にしてました。かわいいなんかじゃないっていうの、めっちゃかわいい。
結論
かわいいと、言い続けたら 黙れ言われる。
かわいいそろそろ禁句~と子供に言われそう。かわいいのゲシュタルト崩壊特殊進化してかわいいが禁句になりそうな我が家。