重賞展望
【アンタレスS】阪神ダート1800は角度のきつい1~2コーナー部分(大体3F目)で緩むけどその後はほぼ緩まずロンスパ戦になるのが基本形。坂越え2回でそれなりにタフな条件でもあるし上がりもかかって中京や新潟の1800と比べると差しも決まりやすい印象。血統ではフジキセキ、ロベルト、ヴァイスリージェントあたりが目立つけどそこまで極端な傾向はなさそう。
プロミストウォリアは前走東海Sは重賞級の馬たちを相手に勝ったけど緩い流れで展開自体前有利やったのに加えて他の馬がカラ馬の影響を受けたりとかなり恵まれたのは間違いない。血統的に気難しさは抱えてるはずで、今回59キロを背負ってハナに行けるかがまず問題。同型のメイショウカズサなんかも出て来るし状況的には前回ほど楽ではないかな。サンライズホープは前走マーチSは雨量が多すぎて逆に走りにくくなって時計もかかって前有利というちょっと珍しいレースを59キロを背負って後方からやったからこれ自体で評価を下げる必要はないはず。これも馬群はあかん馬やけど同コースのみやこSでは強敵相手に勝ち切ってるし能力的には最上位。キングズソードは力はつけてきてると思うけど初の重賞挑戦でいきなり通用するかとなるとどうかなと。ダートは選択できるレースが少ないから重賞初挑戦でいきなりってのはなかなか難しいからね。面白そうなのはタフで上がりのかかるレースでジワジワ伸びてきそうなカフジオクタゴン、ゲンパチルシファーあたりかな。あとは先行タイプやけどここでは能力上位のケイアイパープルも挙げときます。