福島牝馬Sの馬連と３連複だけで今週のプラスは確定してたけどもう１レース的中でまずまずの週末になりました。京都は時計がかかるみたいな予想も見かけたけど蓋を開けてみればしっかりと高速馬場。ラスト１F１秒近く落としたりせんラップを見ると「ああ、京都やなぁ」って感じますよね。

【マイラーズC】34.4-23.0-34.1=1.31.5　全体のペースとしては想定と大差なかったけどここまで高速決着になるとガチンコの能力勝負になるから馬場や展開が味方しても穴馬の出る余地はなかったんかなと。逃げたシャイニーロックが４着に残ってるあたり馬場自体は前や内を通る利はあったと思うけど。勝ったシュネルマイスターは高速馬場のロンスパ戦＋揉まれへん競馬で久々にしっかり噛み合ったね。ガイアフォースは初のマイル戦で流石に中団からになったけどこれまで上がり３F３４秒台しか使えたことがなかったのに今回３３秒２と速い流れでもこれまでにない決め手を発揮できたのは大きい。ダラッとしたスパートになりやすい京都も合ってそう。外から被せられるのは嫌がる馬やから今日もどうかなって思ったけどよく我慢出来てたと思う。セントライト記念の頃から書いてるけど能力自体はいつGⅠで好走してもおかしくない物は持ってるし、今後どういう路線を歩むかはわからんけど注目したい。ソウルラッシュは外枠からいつもより前目につけて悪くない競馬やったとは思うけどこれ以上斬れる脚は使えへんやろうし、高いレベルでは時計勝負ではちょっとしんどいかもしれんね。ジャスティンスカイはマイル経験の浅い馬で、これまでのレースより流れは速かったけど折角好枠引いたんやからもうちょっと位置を取りに行く意識を持ってほしかった。この馬も究極的に斬れる脚はないやろうから３２秒台の上がりを求められる位置取りではあかん。

【フローラS】60.8-58.1=1.58.9　端的に言えばスローからのラスト３～４Fのレース。ここはイングランドアイズの馬券圏内は堅いと思ってたけど痛恨の出遅れで終始後方から馬群の外をブン回す形に。上位３頭は道中インベタやっただけにこの差は大きい。今後は加速に時間がかかる馬で瞬発力より持続力が問われる流れで狙いたい。ゴールデンハインドもスパッと斬れる馬ではないからもうワンテンポ溜めてたら恐らく斬れ負けしてた。上手くコントロールしてたと思う。ただオークスで狙いたいほどかとなると。２着ソーダズリングも上手く立ち回れてたけど最後また突き放されたように見えたあたり距離が若干長いか持続性能がそこまででもないのか。正直これも底が見えたというかオークスどうこうの器とは思えへんかったかな。

最後に春天について少し。高速馬場＋ラスト４Fスパートの所謂”春天らしい”スピードの持続力や立ち回りの上手さが求められるレースなら有力馬の中で１番合いそうなのはジャスティンパレス。あとはタイトルホルダーやアスクビクターモアら上がりのかかるタフなレースを好む馬たちがどういう流れを作るか次第。