【新潟大賞典】１８年と１９年はドスローで仕掛け所も遅い３F瞬発力戦で２０年と２２年は高速巡航戦に近い形、２１年はハイペースでここ３年はラスト１Fでかなり落とすようなラップと年によって全く違うレース。今年はショウナンマグマやセイウンハーデスといったスローの決め手勝負は避けたいタイプの先行馬が出て来るならそこそこ流れるんかなと。あとは馬場も気になるところで開幕週やった先週雨が降る前から既に速い時計は出てへんかったように見えた。パワーも求められるかもしれんね。血統ではヌレイエフ≒サドラー、トニービンあたりが目立つ。

スパイダーゴールドは前走は速い時計が出る馬場やったとはいえ勝ち時計はなかなか優秀で、そこまで強力メンバーでもないここならいきなり通用してもおかしくはない。ただ実際強い相手と走ったことはないしダイワメジャー産駒は２０００m超えると一気に信頼度が落ちるイメージはあるからね。人気薄ならともかく人気で本命とかはギャンブル的にどうかなと。キラーアビリティは５９キロやけどホンマに出て来るんかな？速い脚は使えへんし斤量を考えるとスローの上がり勝負になりそうにないのは良いけど流石にそこまで抜けて強いかと言われるとうーんという感じ。カレンルシェルブルは毎回上位の上がりは使ってるけどスパッと斬れるというよりは長く良い脚を使うタイプやから今回直線の長いコースで極端な上がり勝負にならへんなら向きそう。少し力の要る馬場も良いと思う。穴っぽいところならまずはスタッドリー。前走は距離が長かった上に締まった流れやのに中盤強引に捲って行くようなクレイジー騎乗が敗因。持続力やパワーはここでも充分上位。あとはカイザーバローズ。ここ２走は距離不足で同コースの新潟記念は外差しが決まる馬場で掛かって先頭まで行ったのが敗因。去年のこのレース２着馬やし鳴尾記念も力不足と見てたけど頑張った方。人気落ちなら押さえておいて良いのでは。あとは天気が怪しいのを考えるとズブズブの消耗戦向きなハヤヤッコとモズベッロ、道悪得意そうなセイウンハーデスあたりを挙げときます。