コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞はオークスと平安Sの2つ。

【オークス】スローになるイメージが強いかもしれんけど過去5年で明確にスローになったのは2秒1の後傾やった22年だけでそれ以外の4年は前後半5Fともに59~60秒程度で前後半差1秒以内のミドルペース。この辺りはやっぱりマイルを中心に走ってきた馬が多いからそうなるんかなと。ただスタミナ自慢の逃げ先行馬なんてそうはおらんから中盤はしっかり緩むことが多く、ラスト4F前後のややロンスパ戦が基本形。差し馬優勢で前に行って残した馬は後のGⅠでも好走する馬が大半。血統ではキングマンボ(経由のヌレイエフ?)、ヴァイスリージェント、ステイゴールドあたりが目立つ。

リバティアイランドは内や前有利やった桜花賞でほぼ最後方からぶち抜く衝撃的な勝ち方で能力自体が2枚も3枚も抜けてるのは間違いない。レースぶりも中距離馬的で。こういうレースをして勝った馬はオークスでも普通に好走するし血統や馬体からも距離は大きな問題にはならへんはず。あとは昨日のナミュールみたいな不利の可能性も含めてそれでも本命にするかどうか決める感じかな。コナコーストはスパッとは斬れへんけど長く良い脚を使えるからペースが上がりそうな桜花賞では高く評価したけど完璧に乗っての2着で勝ち馬との差は着差以上に大きかった。速い流れになった桜花賞で前に行けるスピードもオークスでは逆に不安。減り続けてる馬体も気になる。ペリファーニアは喉鳴りがあるからペースが上がる桜花賞では軽視したけど3着に来たのはびっくりした。ただ最後止まったのはやっぱり喉の影響はあったやろうし、ペースが上がるほど、距離が延びるほど呼吸器系の疾患の影響は大きくなるのは間違いないからね。能力は高くても積極的に買いたいとは思えへん。ハーパーは速い流れのマイル戦は若干忙しそうでいかにも距離延びて良さそうではある。ただこういう桜花賞前から距離延びてこそって言われてた馬って案外好走せんかったりするイメージもあるんよね。上がり上位の脚も使えてへんようにそこまで決め手がある馬やないし、ハーツクライ産駒のオークス好走ってヌーヴォレコルトとアドマイヤミヤビしかおらんのも気になる。これも馬体は減り続けてるね。ドゥアイズも流れの速いマイル戦は忙しそうでいかにも中距離馬。ハーパーと能力差はそうないはずやから人気に差があるならこっち買ってみたいかなと。フローラSは正直そんなレベルが高いとは思えへんし上位3頭インベタやったからね。出走出来るなら出遅れて最後方近くから外回して4着に来たイングランドアイズの方が魅力的かな。穴っぽいところでは内前有利やった桜花賞で後方から外回すような競馬した馬の巻き返しに期待してみたい。シンリョクカ、ドゥーラ、ラヴェルあたりはどれも速い流れでは忙しそうでオークスの方が向くのでは。