重賞展望
【平安S】3年ぶりの京都ダート1900での開催。角度のきつい1~2コーナーや中盤の上りで少しペースが緩んで下りに入るラスト4F地点が仕掛け所になるのが基本形ではあるけど、そこは重賞ということもあってか前半からハイペースになることも。かなりのハイペースになった17年や1秒ちょっとの前傾になった19年は差し有利で前後半差1秒以内のミドルで流れた16,18,20年はやや前有利と展開次第という印象。気をつけたいのは新装京都のダートは雨の影響を受けてもそこまで速い時計は出てへんことと、先週土日通じて馬券圏内に入ったのは1頭を除いて4角5番手以内とかなり前有利なバイアスに見える。差すにしてもマクれる馬やコーナーで加速して順位を上げられるようなタイプにしておきたい。血統では改修前やから参考にしかならんけどボールドルーラー、ヴァイスリージェント、ニジンスキーあたりが目立つ。
グロリアムンディはダートで崩れたのは休み明け+内枠で初めてまともに揉まれる形になったチャンピオンズCだけ。アンタレスSでは斤量差はあったけどロスがありながらオメガパフュームとも接戦に持ち込めてるようにここでは能力上位。スタミナ充分で変に内枠で揉まれるようなレースにならへん限りは走ってきそう。ハギノアレグリアスも斤量差があったけどオメガパフュームに先着とこれもここでは能力上位。京都コースも問題なさそうやけど川田騎手がグロリアムンディに乗るってことはまぁそういうことなんかなと。ヴァンヤールは前走はハイペースを中団前目追走で2着の内容は悪くないけど高速決着で力を出し切れへんかった馬も多かった印象。勝ち切るには何らかの助けが欲しい気も。あとは斬れへんけど速い流れを前受けして良いタイセイドレフォン、ここ3走は差せる馬場やなかったりロスが大きかったり下手乗りで度外視して良いサンライズホープ、前に行けてしぶといメイショウフンジンあたりを挙げときます。