【オークス】60.0-24.0-59.1　オークスらしいミドルペースやったけど中盤の６F目以降５F続けて12.0でラスト２Fが11.6-11.5と淀みないロンスパ戦になって先行力や立ち回りの上手さでどうにかなるようなレースにはならへんかったね。リバティアイランドは好発を決めて中団前目。道中若干行きたがる場面もあったけど中盤以降しっかり流れたからかその後は折り合えて直線では完全に他の馬とは余力が違った。この馬の位置でも決して楽なペースではないはずやけどラスト１Fは11.3~11.4と全く止まってへんからね。マイラーって言うてた人は恥かいたね。ハーパーは距離延長自体はプラスやけど案外怪しい面もあって半信半疑ではあったけど流石友道厩舎という感じでこの舞台ではしっかり結果を出してきた。ドゥーラはスローやったチューリップ所でも位置を取れへんかった時点で桜花賞消しオークス買いは決めてた馬。これまではマイルのペースが速かったのと中距離馬が差せる馬場になってへんかったからね。今回は久々に走れる条件やった。ラヴェルは枠もあってか思い切って３番手からの競馬。この馬以外に前に行った馬は殆ど崩れてるわけやから強い内容。勝ちに行った結果やけどこれも中距離馬的な競馬をするタイプやし無理せず中団からなら２着も狙えたかもしれんね。終わってみればオークスらしい差し決着。桜花賞で前に行って好走した馬もしっかり馬券外と割と読みやすかったなと。

最後にダービーについて少しだけ。今日リバティが圧勝したことで皐月賞で似たような勝ち方したソールオリエンスが抜けた人気になるかもしれんけど、皐月賞の回顧でも書いたように桜花賞は内前有利で皐月賞は内や前を走った馬は総崩れの外有利差し有利やったレース。見た目は似てても内容や価値は全く違うというのは頭に入れておきたい。血統的にも偏ったバイアスがあったし、個人的には牡馬クラシックは１強ではなく依然として混戦やと見てます。というかリバティアイランドはダービー出てても自信の本命でした。