ロシア人は東スラブ人だ。

奴隷であるスレイブの語源となるスラブの人達だ。

彼らは奴隷民族だったの？！

というとんなわけない。

現在日本が承認しているスラブ民族の国は以下。

東スラヴ・・・ウクライナ、ベラルーシ、ロシア

西スラヴ・・・チェコ、スロバキア、ポーランド

南スラヴ・・・スロベニア、クロアチア、セルビア、コソボ、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、ブルガリア

広い。広すぎる。

それらの国が奴隷民族のわけがないのだ。

「スレイブ」という明確な言葉が見られるのはどこ？っていえば9世のヴェネツィアだそうだ。

又プラハは中世奴隷売買の最大マーケットのあった都市なのだ。

プラハ・・・チェコはスラブ民族じゃーーい！！

なんというか、ざっと記事を読んだけど、民族や王国がしっちゃかめっちゃかに入り乱れて、吸収したり離反したり複雑な状態。

チェコ、ポーランド、ハンガリー、神聖ローマ帝国の四つ巴が基本なんだけど、ではその国を構成する民族はずっと同じなのか？というと違う・・・。

頭痛くなるほど、ごっちゃまぜ。

イタリアのベネツィアは東ローマ帝国と手を組んで スラブ＆ササン朝ペルシャ軍と戦い、多くの捕虜ゲットだぜ。

また、多くの傭兵を募集しその傭兵を戦争に使うこともするが、奴隷として売ることもする・・・はい？意味わかんない。

ついでにキーフ・ルーシ王国の中も国が崩壊するレベルで内戦の嵐。

そしてそれで捕獲された人が同族であるキーフ・ルーシ王国人の手で奴隷貿易の都市であるプラハやベネツィアに売りに連れられてきて、更にそこからイスラムに売られるという。

なんかもう、日本からすれば意味がまったく！！！！わからない奴隷売買がされていたらしい。

それで9世紀のベネツィアでスラブ人が扱われていた奴隷をスレイブと呼んだ・・・らしい？？

奴隷はいくつもの種類があるからそのうちの１つらしい。

うーーむ。

奴隷文化のない日本では他に当てはめる適当な言葉がない。

女は女中や娼婦のような仕事、男性は船の漕ぎ手や畑や力仕事。

そういえば、どっかヨーロッパの教会だか学校だの地下に人を鎖でつないで加虐して楽しんでいた施設が見つかったっけ（遠い目）。

本当に海で遠く離れた日本って恵まれていた！！

日本から奴隷が輸出されたのは戦国時代のごく一時。

戦国大名達が火薬と交換していたのだ。

キリスト教に入信しないと奴隷→火薬の貿易はできなかった。

それもあって、キリスト教は禁止されることになる。

関白になった秀吉は可能な限りで奴隷として売られていった日本人を買い戻しているが、遠く欧州の教会で日本人が奴隷として働いていた記録があるという。

今、ロシアが負けても捕虜となったロシア兵が奴隷として売られることは・・・たぶんない。

それにロシアは戦地にスラブ民族ではなく、地方の少数民族を多く投下しているので二重の意味でスレイブにはならないだろうな～～～。

噂でしかないが、多く戦死させている少数民族の地にウクライナから連れてこれてこられたスラブ人を入植させているという。

プーチンの最高の望みはロシア帝国の復活だというが・・・実はスラブ民族オンリーで構成されていたキーフ・ルーシ王国の復活なのかもな・・・・・・。