コーヘイ

重賞展望

日記


【目黒記念】18年は序盤スローやけど中盤は流れてかなりのロンスパ戦、19,20年はミドルペースで道中淀みのない高速巡航戦、21年は超のつくスローで3F瞬発力戦、22年はかなりのスローからの5Fロンスパ戦と年によってバラバラ。傾向と言えるかはわからんけど、直前に行われるダービーの結果が騎手の意識に強く働くのかダービーがスローの前残りになると目黒記念は速い流れで差し決着、ダービーが差し決着になると目黒記念はスローの前残りになることが多い印象。血統ではステイゴールドやトニービン、ロベルトといった長距離戦らしいスタミナの血が目立つ。

サリエラは位置を取るタイプやないしエンジンのかかりも遅いから距離自体はこなせそう。ただこの手のタイプはレース全体のペースが遅くなったりスパート地点が遅くなるとどうしても差し損ねの可能性は高くなるからね。流石にこれまでよりは相手強化になるし1番人気で本命とかは割に合わん感じもするかな。ライラックは後ろから行く馬やのに速い脚は使えへんタイプで典型的なバテ差しタイプ。高速府中やと余程タフな展開にでもならん限りは勝ち切るイメージはないかなと。プラダリアは戦ってきた相手を考えればここでは能力上位。母系がこのレースとしては若干スピード色が強い感じはするけど斤量も程々やし買いやすいとは思う。あとは前走メトロポリタンSで完全にスローの前残りの中1頭だけ差し込んできたゼッフィーロ、これも能力上位でコース実績もあるヒートオンビートを挙げときます。