ふわふわ、時々ツンツン

fu

こころにうつりゆくよしなしごとにっき

ステージ4

日記


先週、母の見舞いに行ってきました。
出張と絡めて行ったので中々に大変でしたが、泣いて喜ばれたので、行って良かったとは思います。
父は驚くほど老け込んでいました。まあ10年以上会ってなければそりゃそうか。




その日は担当医と話はできなかったのですが、
その週の後半、転移があることが分かりました
骨転移です

癌と診断された3月下旬の時点では、転移はないとみられると診断を受けていたのですが、
本人によると、4月中旬には既に該当箇所の骨が痛かったとのこと
やっぱり市民病院の遅さが仇となった形です

転移、すなわち膀胱全摘すらできない、と聞いて最初は絶望しましたが、
翌日の担当医との面談にウェブで同席して聞いたところによると、

決して手の打ちようがないという話ではなく、抗がん剤で様子を見ながら、小さくなったところで免疫療法に切り替える、という治療方針を提示されました。

完全にがんを根絶することは難しいかもしれないけど、前向きなビジョンも見えたので、本人ともども多少は安心していたところでした





さて、ここまできて、母のがんの進行度(いわゆるステージ)は聞かされておらず、はたと気になり、今日ちょっと調べてみたところ、
彼女のがんは、どうやらステージ4らしいということが分かりました


ステージ4の膀胱がんの10年生存率は、11.9%
というか、ステージ4だと、他のがんでも10年生存率は軒並み低いようです
10年以上前のデータみたいなので、今は多少違うのかもしれませんが、正直これにはショックを受けました
やっぱり、がんという病気は恐ろしい。


まだ現実を受け止められていなく、悲しみの波も来ていません。
この事実を父や弟が知っているかは不明ですが、下手に伝えれば多分またメンタル沈み込むでしょうし、いったん自分の中でとどめることにしました


ある程度覚悟はしとかなくちゃ、ですね・・・