【葵S】３年ぶりの京都内回り１２００での開催。快速馬のビアンフェが逃げた２０年こそ１秒１の前傾ラップになったけど１６～１９年は０秒７の後傾～０秒７の前傾とほぼミドルの範囲内とこのコースらしく前半のペースは上がりにくい傾向。基本は前や内が有利になりやすいコースやけど改修後はやや差しも決まりやすくなってる印象も。まず知っておかなあかんのは世代のスプリント重賞は昨夏の小倉２歳S以来。その間目標とするレースがほぼないスプリンターは適性のない千四や千六を使われることが多いけど極端な話そこでの惨敗は無視して考えてもいいくらい。血統ではプリンスリーギフトらスピード型ナスルーラ系が目立つ。

ビッグシーザーは千二で４連勝中。ハイペースになった初戦と２戦目で負けてるのは若干気になるけどややハイ～ややスローで結果を出してるように対応出来るペースの幅は広めやし１分７秒台の持ち時計もあって買いやすいかなと。血統的に京都も問題なさそう。モズメイメイは前走桜花賞で序盤絡まれかけた時に見せた挙動から単騎で気分良く行けなあかんタイプかもしれん。初の千二でハナを切れるかとなると厳しい面はあるやろうしここではちょっとどうかな。タマモブラックタイは好走したレースは全て道悪の芝千二～千四。これもやっぱり時計面での不安はある。ルガルは前走圧勝やったけど馬場適性が大きかった印象。その要因となったと思われるドゥラメンテ×ガリレオ系という血統も良馬場のスプリント重賞で好走するようには見えへん。アルーリングビューも初の千二で常識的には追走面の不安が先に来るけど一族に平坦千二重賞勝ち馬が多いことからパフォーマンスを上げて来る可能性は充分ありそう。あとは千四や千六でも好走出来てるけどビッグシーザーに完勝した未勝利戦以来の千二で期待出来そうなペースセッティング、中京２歳Sはスローに泣かされたヤクシマあたりを挙げときます。というか登録馬が多くてまだ予想しようがないｗ