ゲシュ崩ログ 274 おしり探偵シリアーティ
子供と二人で、夜寝る前に二人で寝ころびながら、おしり探偵シリアーティを見た。面白かった…。大好き。おしり探偵。子供はおしり探偵を見ながら、「緑のあった!」と、もっぱら緑のおしりを探していた。ストーリー全然聞いてやいないみたい。でもそんなもんだよね。しかも映画って二時間長いし。集中力なんてないですよ子供に。逆におしり一個でも見つけたら「おお…見てるんだな。凄いな」と感心した位です。寝る前に見て眠れるのかなと思ったけど、なかなか寝れた。一昔前、くれよんしんちゃんというお下劣な感じの子供向けアニメがあったんですけど、それの進化版なのかな。お尻探偵って。と時代の進化を感じます。くれよんしんちゃんは顔はイケメンだったけどお尻をだす子供だった。だが、おしり探偵はもはや顔がおしりだった。全コマにお尻がでてる映画で、平成の時代にこんな全シーンにおしりがでる子供向けアニメが作られるなんて…考えもしませんでした。人類って進化するとこうなるんですね。おしり探偵はイケメンではないかもしれないが、常にアンパンマンに匹敵する正義と仲間を思う気持ちで素敵だ。あとご飯をいっぱい食べて素敵だ。顔がおしりでもいいじゃないか。おしりみたいな顔でも生きていいんだ。と、おしり探偵が人気があればあるほど勇気りんりんです。最高です。おしり探偵の歌もやっぱり最高だった。一件落着で五回ケツを叩く音がするご解決の音がするあの歌を聞くと偉大な天才がこの歌を作った…と崇拝したくなる。おしり探偵に似てる闇のおしり顔の人物、シリアーティさんが出てくる。シリアーティさんというキャラクターはとても手ごわい、一体どうなるんだおしり探偵!とどきどきさせてもらえました。シリアーティさんは、おしり探偵さんをよりビューティフルでゴージャスにしたような衣装を身にまとっていて、どこか怪盗U(ユー)に似てる雰囲気でした。
シリアーティさんが武器とする透けてるガラスっぽい骨。あれなんですかね。街の警察が機能しなくなる武器として登場するんですね。警察署長も骨抜きでした。あれがあれば世界征服できるですね。なんですかねあれ。可哀そうなウンコ帽子の人が骨の製造に嫌々従事させられていました。とても子供向けアニメとはいえない大人すぎな設定。あの武器がもっと大量にあったら、完全にシリアーティさんはルパン三世並に大活躍し続けていたでしょう。警察に捕まらない怪盗Uもそうですけど、おしり探偵に立ちはだかる敵はいつも警察に捕まらない悪い奴ですね。そう考えるとおしり探偵はあんあなにファンシーでカワイイなりして実は戦っているのマフィアとかヤクザとか並に警察がうかつに手を出せない程ヤバい敵と戦ってるんだな…とヤバさに愕然とします。警察24時という報道番組もゴールデンで流せないような案件ですよ。警察を骨で懐柔して、いわば裏取引をしてるというテーマなんて…いいのかあれは。という際どいテーマだと思うんですが、警察的にもいくらフィクションでもヤバイというようなシリアーティという存在を、今回もおしり探偵はかいケツしてくれました。お尻探偵凄い…。パワフル尻。光の尻。おしり探偵様よフォーエバー…。オパーツ…っていうシリアーティの力の源がでたとこで子供が「おぱんつ~おぱんつ~」って喜んでた。だってしりーあてぃが顔に黒いパンティみたいなの被ってるし、そういう反応が正しいですよね。いやもう…このばKばかしさ。いいですね。オパーツというのは、パンツの事じゃなくて、オーパーツのもじりです。現時点で謎とされる遺物の事をオーパーツと呼んでオカルト大好き人間が研究しています。そんなオーパーツの事をオパンツみたいな言い方にして…ああ…もうこのアニメ最高に頭のいい人が最高にふざけてる…。なんて脳の無駄遣いをしてるんだろう…。という豪華な時代の円熟を感じます。