セカンド

雨の中を

小説/詩

雨の中を歩く

すれ違う人そして人

街の中を無言で歩く
私の顔はすまし顔

それとも笑みを浮かべている
どちらでもいい

言えるのは
独りぼっちということかな

ショーウィンドウのマネキンさん
一緒に歩きませんか

傘はないけど
頭を冷やすのにはちょうどいい雨

角のパブエリートにジンをキープしてある
ジンフィズはお嫌いですか

お返事が無いようで
すみませんね傘が無いものですから

少しにやけた顔を引き締める
雨が強くなってきたかな

街の中を独り歩く
私の顔はすまし顔

軽いステップ
雨の中


強烈な雨音を聴いていたら
何となく浮かびました

被害が無いといいですね










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