もえーん

美しく出流もの

日記

わたしは、日本語は美しいと思う。

日本人なのだから、当然そう思うのだろうか。

ただ、母国語であるが故に、客観的にその言語の音として純粋に聞くことが出来ないような気もする。

既に、遥かかの国がかの国に暴挙を望み、1年余。
思うことは多々あれど、私はロシア語が本当に美しいと思う。

ロシアという国は、フランスへのコンプレックスがどこかで通底している。

らしい。

らしいというのは、市井の市民のレベルの話では必ずしもないから。




閑話休題。




西欧と、極東が交じり合うのは中東。というよりも東欧か。
その更に東のロシア。


美しい国だと思う。


凍てつく大地も、春の芽吹きも、美しい。


そして中国。
眠れる獅子と呼ばれたのも、今は昔。


大概において、中国語は耳に汚い。
しかしそれは、漢民族の気性の問題かとも思う。

黄河の流れの如く、穏やかに漂うがごとく話される中国語の、なんと美しいことか。


世界から鼻をつままれるが如き国家の言葉の美しさは、これは如何に。


しかし、露も中も、その歴史に苦難を認は、如何とも言えず。


心穏やかに、ただ見つめる日々が来ることを求む。