枯葉

ミニ闘病記?5

日記

大学病院では教授診察とそれ以外の担当医の診察があります。

私は教授診察でした。終わったな~と天を仰ぎました。
待合室では幸せそうな妊婦と付き添いの夫の方たちで椅子が占領されていました。
産婦人科と婦人科が同じ待合室なので、逆に産婦人科の妊婦さんたちの前で
暗い顔をするのは申し訳ないと思って、椅子が空くまで立って涙を堪えていました。
目の前を末期と思われるやせ細って土気色の車いすの患者さんがチューブ点滴を
受けながら通り過ぎて行きました。
待合室のモニターでは白血病でも諦めず医師になった人のストーリーが流されて
いました。

私の番が来て、診察室に入り、「気絶するような激痛と聞いたので組織診を受ける
位ならいっそ潔く死を選ぶか問答無用で子宮を全摘してください」と
開口一番に言いました。
教授は苦笑しながら「そんな極端なことはしないよ」とおっしゃり、私のささやかな
希望は失望へと変わりました。
とりあえず色々MRI検査やら血液検査、レントゲン検査を受け、再び診察室に呼ばれ
教授が何の疑いか言おうとする言葉を遮るように「わかってます。子宮体癌ですね」
とフライングしてしまいました。
「わかってるなら話は早い」という事で診断のための全身麻酔を伴う手術を受ける
事になりました。

  • 頑固な僕

    頑固な僕

    2023/06/27 18:35:18

    僕は脳梗塞の後に血管の拡張のため鼠径部から首までカテーテルでステントを入れました  見た目は変わってないが 古傷が痛んで仕方なく 走ることもできなくて 歩くたびに腰が痛いです  手の感覚もおかしい気がします やせ我慢しているせいでないけど 皆 元気そうでといいますが うるさい! 元気じゃないわい 適当なこと言うな ほっといてくれ 話してもわからないだろうから かかわるなと言いたいです 足も普通に歩いているし 話も普通なので でも走ることも急ぎ足もできません 興奮すると言葉がおかしくなるので 我慢で過ごしています  一度傷を負った体は元に戻りません  枯葉さん どうなったのですか 続きは明日ですね