ゲシュ崩ログ 308 恥じらい
子供が、恥じらいを覚えてきた。とっても尊い。
保育園につくまでに、「ね、お母さんがおんぶする~?」ときくと首を振る子供。
今おんぶ嫌だったのかな、と珍しいなと思いきや
「恥ずかしいから(お母さんにおんぶされるの)」
っていう。お母さんにおんぶされてるのが、友達に見られるの恥ずかしいから嫌だ。ですって。大爆笑ですよ。
服を着替えるという時、服を持って違う部屋に走る。え、今日はどうしたんだろう、と思ったら
「お母さんの目の前で着替えるの恥ずかしいからとなりの部屋で着替える」
というのです。全身がお母さんの子宮に入っていた存在がそういう事いういので、なんだかとても神秘な尊さを感じます。あ、そうなのね。あなたはそうなのね。と。恥じらいを覚えてきたのね。着替えるのを見られたくないという感情、そういうものを盗み見される事が嫌だというハッキリした拒否感というのは、教えてないけど備わっているものなんだなと思いました。お母さんなんて「こうしてトイレするんだよ」って子供の前でトイレのドアあけてお母さんのトイレ見せてお勉強させてるくらいなんだけど。近頃、私がドアあけてると、子供がたたたたと走ってやってきて
「トイレのドアをしめなさ~~~~~~~~~い」
って私は子供に叱られています。本当にそのとお~~~~~りで、返す言葉はまったくございません。子供のほうがキチンとしています。トイレの方法がわかっているのか、こちらとしては外で本当にできてるのか、心配ですから早く覚えて欲しかったんですけど、きっと子供は私の心配する低いレベルではない、高井レベルにいる存在なのかなと近頃思うんです。