どんぐりやボタンとか

ケニー

おれはよく浜辺や森の中、あるいは道端などで、落ちてるものを拾う。例えば、どんぐり、ボタン、貝殻、石、ちびた鉛筆、鳥の羽根、何かの部品、錆びた釘、などなど、ちょっと自分のセンサーに引っかかるものなら何でも。そして、それをコレクトして、部屋の棚の中にしまってある。

そんなふうに集まった自分の棚の中にある記憶や思い出、もしくは、新しい体験や、これからしたいことなんかをみなさんにシェアするブログです。

アーティスト紹介 12

アート/デザイン

今日はちょっと怒ってることについて書いちゃったから、好きなことについて書こうっと。

その方が楽しいからね!

前回はドイツのアーティストを紹介したけど、ドイツはまだまだ面白いアーティストがたくさんいるから、今日もドイツのアーティスト。

「STEPHAN BALKENHOL」

ドイツ人の彫刻家、読み方はシュテファン・バルケンホール。
好きなアーティストなのに、いっつもこの人の名前忘れちゃう。。
あれ〜、あの、ドイツの、、彫刻家の、、、木彫の、、、、って、なっちゃう。
ドイツとかヨーロッパの名前って、なかなか覚えられないなり。

彼の作品を初めてみたのは、確か東京現代美術館で、ドイツ現代美術展をやった時だっと思う。
もう20年くらい前だと思う。

彼の作品は木彫りの人物が多い。
代表的な作品は、頭が象などの動物になっている彫刻。
さらに特徴的なのは、一本の木から彫刻の台座まで一気に掘り出してしまう作り方をしている。
いいね〜!

1970年代のポップアートカルチャーに影響を受けて、自分だけのポップアートを作る。と決意したらしい。
確かに彼の作品はポップアートと言えなくもないし、実際にミッキーマウスをパロディにした作品なんかも作っている。
彼の頭が象などの動物になった作品は、頭が動物で体が普通の服を着てる人だから、もちろん不思議ではあるんだけど、なぜかそれが ”しっくり” 来てしまっている面白さがある。
それが当たり前のように見えてしまうのだ。

彼が最も大切にしてることは「生き生きさせること」らしい。
彼の作品はわざと少し荒めに削った木彫が多いのだが、その彫刻からは、確かに表面ではなく、内部から「生」が伝わってくる。
たぶん、実際に見たことがある人は似たような感想を持つかも知れない。
ユニークな彼の作品は、あまり表情がない。
しかし、表情がないが故に何か得も言われぬ雰囲気を身に纏っているのだ。
「身に纏っている」というのは、まるで本当の人間に使うような言葉だが、彼の彫刻は本当にそうなんだ。

https://www.youtube.com/watch?v=BnAANc7uwG4

機会があったら、ぜひご覧になってみて下さい。
きっとあなたも好きになる、はず(^-^)




  • ケニー

    ケニー

    2023/08/03 22:58:20

    べるさん、

    はい、動物の顔シリーズ、おれもかなり好きです!
    載せた動画には無いけど、象の顔の作品や他の作品シリーズも良いですよ!
    機会があったら、ぜひ見に行ってみて下さい。

  • べる

    べる

    2023/08/03 16:07:29

    動物の顔シリーズいいですね!この方の作品初めて見ましたが、美術展で見たら面白くてしばらく眺めていられそうです♬

  • ケニー

    ケニー

    2023/08/03 12:24:50

    せんちゃん、

    ね〜、彼の作品、面白いですよね!
    実物見た時は、まじまじと360度からじっくり見てしまいました(^-^)

  • せんちゃん

    せんちゃん

    2023/08/03 12:18:33

    木彫りの荒さの中にむき出しの生が感じられて、ドキっとしますね。
    こういうタイプの彫刻は初めて見ました。興味深いです。