コーデ記録~朝顔鑑賞は早朝に
朝顔づくしのコーデ。
「蔓朝顔」は2010年の浴衣ですね。
朝顔は名前の通り朝に咲きます。
だから去年発売された背景がどうしても受け入れられなかったのです。
あぜ道に朝顔咲いてるやつ。
朝以外はもう萎んでいるはずが夕方や夜も咲いてるんだから。
必然的に出勤以外では朝に起きられない私は
なかなか見られない花になります。
昼顔とか夕顔とかあるし、いいんだ。
「昼顔」というとカトリーヌ・ドヌーブの映画を思い出します。
昼間は娼婦、夜は貞淑な妻、というお話。
普通、昼と夜、逆なんじゃないの? って真っ先に思ったものです。
確か旦那が半身不随か何かで自由になるのが昼間だったから、
昼にはっちゃけることにした、らしい。
てかお相手たちも昼間っからかよ……とか呆れた話でした。
うん、別に特別に印象に残ったわけじゃないんだけどね。
むしろこの映画の話を澁澤龍彦が書いていたから、
だから観ようと思ったんだけど。
私は長年、澁澤龍彦のファンをやっております。
思春期の頃にちょっと斜めにいっちゃった感じで。
サド裁判とかも知らなかったし。
そう、澁澤氏はサディストの語源になった
マルキ・ド・サドの小説を翻訳紹介した人です。
ただなあ。
数作読んだのですが、どうも私には合わなかった。
肉体的に危害を与えるのはちょっと理解できない。
サド本人は貴族、それも侯爵なんていう高位貴族だったから
他者の気持ちを慮るとかなかったんだろうけれど。
あと、ファンだけど言う。
澁澤氏の翻訳文、読みにくい。
まあ原文を知らないから素直に翻訳しただけかもだけれど。
氏の小説も評価は高いけれど
個人的には「ふーん?」でした。
好きだったのはエッセイ。
なんか妙な雑学に詳しくなりました。
こう、惹かれるキーワードを持ってくる人、というか。
ちなみに、若い頃の澁澤氏は本当に美青年で。
さぞかし男女共にモテただろうな、と。
ところで今朝、起きたら熱中症でした。
唇が痺れていて、左脚もちょっとしびれていて。
頭痛かつトイレの住人コース。
あと、温度差が判別つかなくなってて鳥肌たったり。
早朝5時前に目が覚めた時はなんともなかったし、
なんだったらその時、うめソルティ一気飲みしたし。
……うめソルティが私の命綱だったのかもしれん。
意識不明で倒れていても誰にも分かってもらえない。
しかし対策といっても涼しくしてるしかないよね?
ぬいぐるみのはなし。
一週間ほど前から近所のコンビニで
籠盛りにされた猫ぬいぐるみ(マスコットサイズ)がおりまして。
大の猫好きとしては行っておかないと、となったのですが。
短毛種ばかりでアメショーにスコにぶち、三毛に鯖虎、サビに黒。
あと青っぽい子の8種類くらいあって。
ただボディは良いのに顔が微妙だなあと思いながら連れ帰りました。
で、よく観察した結果、顔の造作というかが猫じゃなかった。
猫の顔って逆三角形なのですが、このむいぐるみは卵型。
あと、猫なのに額が広い。
おわかりだろうか。
私はカスタムに入った。
顔面部分の土台がスチロール系だったので
力で頬骨下をへこませて。
額は縫い縮めて。
アイラインをちょっとひいて。
とやった三毛は、とっても猫らしく可愛くなったので
首にリボンを巻いてやった。
あとは、鯖虎とサビ猫が待っている。
通常なら黒猫に走るところなんだが、
黒猫からはカスタム厳しい印象がですねえ。
三毛が失敗したら羊毛フェルトで長毛足すことも検討したんだが。
ところでこの目鼻立ち、そこはかとなく人間ぽいというか。
製作者は猫を知らんのかなあ。