ガラクタ煎兵衛かく語りき

赤魚

日記


マイブームって言葉が十数年前に流行った
この言葉を今でも使わせてもらいますか


魚の切り身を焼いて 2本の箸で細かく崩せば
私の喉でも食べられることがわかった

今のマイブーム
それでは御覧ください






3日前
【鱈の西京漬け】
すべてはここから始まった なんとも香ばしい 要するに味噌漬けである
調理する際に指先に付いた味噌を洗い流しても
その指の匂いを嗅げば もうそれだけで御飯の半分はいける

あ すべての食材は 歩いて2.3分のスーパーの鮮魚棚から調達しています


2日前
【鱈の西京漬け】
その切り身は2片で400円程度でした この日はもう1片を焼きました
実は前日の焼き方を間違えました
小さめな鍋にアルミフォイルを敷いて サラダオイルで加熱したのでした
ものの見事に皮は焦げ付き 美味しかったのですが 
貴重なコラーゲン類は炭素化しました


1日前
【チリ産鮭】(甘口サーモントラウトの定塩漬)
私は脂身が大好きです 棚に並んだ中から一番白っぽいものを選びました
買って帰宅後 両面に追い塩をして数時間冷蔵庫で保冷
ドリップを排除できるようにトレーを傾けながらね

ホントはハラスを買いたかったんだけど今は売ってないみたい
秋冬まで待つか
楽しみです


そして現在
”ノルウェー産赤魚粕漬”なるものが新たに待機しております


なんだよ 赤魚って
私が幼い時 キンキは御馳走でした
キンキと金目鯛の違いは知りません その辺はご容赦を

いくら私が長男でも やはり父に供される料理は別格でした
いや それでいいんです なんのつらみもありません

でも美味しそうだったなあ キンキの煮付け 焼いてもいいしね
北海道の奥地で入手するにはそれなりの対価が求められた



それから半世紀
ノルウェー産赤魚って 実は昔とは違っているんだろうけど
コマケーことは別にいいです
美味しければ 体に悪くなければまったく構わない


さあ 明日 粕漬けを焼こう







文章を読みたい
音楽を聴きたい
風を感じたい


そんなときもあった
かすかに記憶がある
でも もういいかもしれない


美味しいものを食べたい
そして 美味しければ それで生きていける


さあ 眠ろう 
そして 明日 グリルに火を灯そう