ゲシュ崩ログ 323 めいくあっぷ
子供が同い年の女の子のおともだちと遊んでた。子供用のメイクアップおもちゃで遊んでいた。やっぱりどっちも女の子だからか、楽しそうにぺたぺたおもちゃのメイクで遊んでいた。メイクっていうか、フェイスペイント?っていう感じでした。髪型もかわいくしてくれ~という。子供ながら、おされしたいらしい。
「そのままでもカワイイですよ」
っていうと、
「私はおしゃれしたい。おしゃれした自分がいいの」
みたいな事を言っていた。ちょっと感動したんですね。自分はこうなりたいんだっていう気持ちが芽生えてるんだな~って。いいな~って思いました。
お母さんの私は、アダムスファミリーのモーティシアみたいな、真っ白な顔に真っ赤な口紅のメイクしたい…って言って、子供にモーティシアみせながら
「おかあさんこんなメイクしていい?」
って聞いたら
「………・…んん~……」
って子供が悩んでいた。自分の母親がモーティシアになりたいって言ったら、まぁ、私も確かにそんなふうな受け答えするかもな。となんだか悪い事してしまったかなという気持ちになった。でももしメイクとか服とかきちんとする自由に、って言われたら、やっぱり私はモーティシアメイクがいいな。マサバの背みたいなぎらんぎらんしたあのアイメイク…。不健康な色白に赤リップ。好きです。今年の九月にインウイっていう伝説のブランドが復活するそうですが、私もああいうの好きかもしれない。なんだかトンガってるメイクとかちょいやりすぎな感じが好きなんですよね。といいながら、普段全然メイクしないんだけど。理想はけばいよりももっとギラい感じのメイクです。全然そんな理想に近づけてなくて、自己実現できてなくて、なんだか大人として未熟で恥ずかしい。子供じゃないんだから、自分が綺麗だと思うメイクは甲乙あるけど、やろうと思えばできないことはない現代社会で、何かを言い訳にして綺麗にしていないと恥ずかしいですよね。子供ですらメイクして綺麗にするという健康な意識があるというのに。だからといって私みたいにモーティシア…っていうのもまぁちょっと変わってるけど、女性なのにメイク何もしてないっていうのも、また私と同じ位ちょっと異常かな。と思う。化粧はしなくても、基礎のお手入れとかしてるのが普通の令和時代。