「さくら亭」日報

あずみ

毎日のお着替えやマイルームの改装等、主にニコッと内のできごとを綴ります。

コーデ記録~黒86-1

きせかえアイテム


……この日記ページみたいな、
左側の自分のアバが表示されているやつなんですが。
バグってます。
足が4本あるんですがw
靴、履かせておけばよかった。
いつ治るだろう?

それはともかく。
最近ガチャはニコみせのために回してる気が。
だってニコみせ、長くやってなかったから、
特典アイテムほとんど持ってない上に、
店売りアイテムも少ないので
内装をどうにかしようとしたら
ガチャ着用でもらうしかないという。

お部屋アイテムだってタウンイベントで得るしかないのに、
ニコみせもあんまりスタッフのやる気を感じません。
もっと壁を! 床を! あとお部屋並みに
自由に配置させてくれ。
置き場所に制限あるのストレスです。
合成が庭アイテムへと移行しているようでいて、
やっぱり店売り少ないし。
どこを目指してるんでしょうね?
理想としては「お部屋」「お庭」「ニコみせ」の
アイテム共有なんですが。
今ならCコイン30万あるんで、買い放題なのに
発売してくれない悲しみ。


さてさて黒ガチャ86。
悪魔ですね。
ええと何回回したかな。
とりあえず目玉はレギナが出ました。
本日はPコイン不足の為終了。

軽くコーデしてみたら悪魔より吸血鬼っぽいかも。


吸血鬼……は間接にしか関係ないのですが。
本日帰宅時に、こう「むわっ」とした暑さにふと
アン・ライスの『魔女の刻』を思い出しました。
アン・ライスは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の作者。
で、『魔女の刻』は米国ニューオリンズを舞台に
魔女の一族の歴史と行きつくところを示す物語です。
こう、作中の空気感がですね、ねっとりしてるんです。
閉塞的であり、熟しすぎた果実の香りのような。
退廃的な雰囲気に支配されています。
ジャンルとしてはゴシック・ホラーかな。

正直これ読んで「絶対ニューオリンズ行かない」
とか誓ってしまいました(笑)
土俗的迷信な闇が怖い。
もう雰囲気だけで怖い。
あ、こうオバケが出て来て「きゃー」じゃなくて
人間の情念が溶け込んだ空気に閉じ込められるような怖さ。
あと、この魔女の一族ですが。
一族の歴史がもう腐ってるのよ、手遅れなのよー。

ただ、日本に生まれ育ったせいか、
奴隷制とか言われてもピンとこないの。
土地勘というか、ニューオリンズという場所の知識も
あんまりないし。
だから上っ面眺めて読んだ感じ。

ちゃんとヒロインがいてヒーローもいて。
でも真ヒーローがいる。
そしてエロい。ただしこのエロさは私の好みではなかった。
いやねえ、アン・ライスのエロは違うんだ。
ソフトSMの煽り(?)のあった『眠り姫』シリーズで確信した。

そもそも。
常に全裸って逆にエロくないよね!?
と私のフェチが叫ぶのだ。
『眠り姫』シリーズは姫が王子にやられて目覚めて
そのあと調教されるんだけど。
全裸で常に行動させられて、隠さないように手を上に上げさせて
それで道を歩かされたり。
躾けにはパドル(だっけ?)、ボートのオールみたいなので叩かれる。
うん、全裸にプラスして「ないわー」でした。
せめて手袋とか靴下とか!!!
で、エロ部分も、なんというか即物的で。
「エロは日本物に限るな」と思うことになった作品です。

……こう、私の読書傾向が白い目で見られそうですが、
魔女、吸血鬼、悪魔、天使、魔法使い。妖精。
このあたりを求めて読書で辿って行ったら
エロいのもそれなりにぶつかる。
ただし、合うとは限らない。
『眠り姫』はだから1冊で切ったよ。
『魔女の刻』はがんばって全4巻読んだけど。

江戸川乱歩の『パノラマ島奇譚』という話があるのだが。
富豪の男とそっくりだったから成り代わって、
自分の理想の島を作るんだよね。
その発想は良いのだけれど。
全裸の美男美女が島のあっちこっちでポーズとってるの。

それ、絶対虫に刺されるやつーっ!
って、思っちゃったんだよね、真っ先に。
だって草むらとか絶対虫がいる。
葉っぱでも肌は切れる。
この時点で既に私にエロスを感じさせることは不可能になった。

なにより。
男の全裸など見たくねえよ。
もうダビデ像とか置いておけばいいじゃん。
いらんけど。

江戸川乱歩、一応全集持ってるんだけれど、
全部は読んでいない。
乱歩ってこう、偽悪的というか、
自分はエログロ書いているのだった。
みたいな、こうわざとらしさがあって。
なんか痛いんだよね。
物語としては『孤島の鬼』『陰獣』が面白かった。
あの時代の乱歩にしか作り出せない世界は
それでも綺羅星のようだと思う。
でも横溝正史の方が好き(笑)
『獄門島』はクイーンの『Yの悲劇』に繋がるものがあると思う。
ただもっと泥臭くも美しいのだ。

横溝正史といえば。
JET氏のコミカライズが一番雰囲気に合ってて素敵。

…なんの話を書いていたのやら。
でもまあ、夏ですし、
乱歩や横溝作品、お勧めです。
購入するには作品数多すぎなので
涼しい図書館で読むのもいいね。

あ、私は図書館で調べものは良いのだけれど
小説を読むのはアウトな人です。
作品にのめり込むと大抵ボロ泣きするんで…。
自分でも「なぜここで泣く?」というとこで泣いたりする。
なので外で読むとティッシュが足りないということに。
映画? 映画館で?
どんな作品でもハンカチとティッシュ握りしめて用意してから観ます。
こう受け手としては作り手に喜ばれるタイプだと思う。