ゲシュ崩ログ 328 パパ活詐欺幇助逮捕
パパ活マニュアルを売った女性が逮捕されたという。なんともどうもなニュースがテレビをにぎわしている。この事件の私の最大の注目点は、「貢いだ男性が詐欺だと告訴したから、詐欺罪」という罪になるのではなくて、あくまで「詐欺幇助」という罪名で、マニュアルを販売したこの一点において逮捕しているというところ。このあたりの感覚が、ものすごく犯罪というか、そういう事にまつわる世界の不可思議さを思わせます。いつもながら。なぜ…?という気持ちでいっぱいです。誰かがもっと早く注意してくれていたら。親が、なぜほっといたのか。
やっぱり、事件の真相というのは、当事者にしかわからないんのかなと思ったりします。少し聞いただけでは、「パパ活なんておやじ狩りみたいな悪い事」だと思う人のほうが大多数だと思いますけれども、貢いでいた人が被害届を出した、それで逮捕という普通の人の考える筋書きではないところに、なんとも得たいの知れない根深い怨恨というか、愛憎というか、男女の間の情の絡まった雰囲気が、そこはかとなく感じられます。なんだか、貢いでいた男の「俺はお前を愛してるのに貢いでるんじゃなくて愛してるのに、なんで他の男に貢がせようとしているんだお前はー」っていう、貢いでいるほうの独占欲とか、そういう狂気がもしかして通報させたのかな…とか考えると、なんだか、愛するように仕向けたはずが、ガチで愛されてしまって逮捕までいっちゃう、みたいな。愛され力がカンストしてあの世に行きかける、という形の愛の集大成を見たような。そんな雰囲気のある私が感じるのは、なんともこそばゆいというか、ちょっと面白い事件だなという印象でした。あくまで、詐欺罪を働いたわけではないし、初犯なら、微罪処分で前科もつかないかもしれません。それでいいんじゃないかな?と思うような、ちょっとほっこりするというか、愛し合う男女のえもいえぬ惹かれ合いが見え隠れするような、そんな面白いニュースでしたよ。なぜ、こうも男女というのは、わかっていても惹かれ合い、好きになり、騙しだまされても愛したいと思うのか。って、しみじみする。でも人間だから、人間と愛し愛されたいし、だから人間は人間を求めるのが、本当に普通で一般的なんだと思う。また、そんなりりちゃんに、本当に好きな男がいるのか、それはどんな男なのか…ホストなのか…そこも気になるところです。こんな事になっても、女の人は好きな人に恋して、一緒にいたいとホストに通うのが、きっと幸せなのかもしれない。と考えるほうの人です。私。まぁ、私はホストに通った事が無いんだけど、通える人の、その、マニュアルまで作ってしまう程の、愛のパワーというか、そんなエネルギーというか、愛のためにそこまでしたのかっていうこのすさまじさに、いつも人間が人間を好きだと思う気持ちの凄さに感動する。自分の娘もいつか、そんな激しい恋をするんだろうか…ああああ…ええええ…でも本当に本当に好きなら、好きならば好きなら行きなさい、と思いますけど、犯罪はちょっとダメだという観点から、ほどほどに…と言いたいんですけどね。でもま、そういう、親の「ダメよ、だめだめ!」が、恋の炎を燃え上がらせるという事もあるからには…なんて言っていいのか、ほんとにわかりませんよ…。でも好きな人がいて、恋を真剣にするというのは、とても素晴らしいと思う。りりちゃんもきっと、知らずにやった犯罪だったからいい、って言うのも違うのだろうけど、ほんと、そういうエネルギーって、恋愛の一つのすばらしさだと思う。