秋の気配
まず、太陽光が8月ほどきつくない。場所にもよるかもしれないけど、8月の太陽光の威力を10とすれば、今は7割ぐらいに落ちてる感じ。雲が増えたというのも影響あるかな。雲があるおかげで、太陽光のきつさは和らいでる感じだね。
あとは、風。風向きが変わった気がする。熱風の南風から冷気を孕んだ北西の風に変わった気がするね。
あとは、川沿いを歩いているとわかるけど、「ヒグラシ」が多く鳴くようになったな~ということかな。埼玉に移住して、初めてクマゼミ以外のセミを見たんだけど、ヒグラシは、セミの中でも小さいセミで、クマゼミの半分もないようなサイズだ。
でも、鳴き声は独特で、まるで季節が移ろいゆくような、下降形の音型をした鳴き方をするw
擬音にするとどんな感じなんだろう?
うーん、よくわからんけど、マイナーセブンスフラットファイブみたいな、哀愁と黄昏ていく感じの響きがあるよねw
まあ、こんな季節に似合うのは、井上陽水さんの「少年時代」って感じだけど、この曲とヒグラシの鳴き声は、似てるような気がしますねw
少年時代のコードって、m7♭5系のコードも多様されてるからね~。定番のⅥm7♭5からⅢ7への流れとか、Ⅲm7♭5からⅥ7への流れもある。前者は割とでてくる「黄昏感」なんだけど、後者はあまり見かけない。
けど、独特の流れなので、とても曲を情緒豊かに彩ってくれる。実はこの、Ⅲm7♭5、Ⅵ7、という流れは、「さよなら夏の日」でも使われいる。
さよなら夏の日のあの、黄昏の夕焼けを描いたような「Bメロ」のパート。あそこがこのⅢm7♭5の雰囲気だ。
さよなら夏の日では、そこからⅥ7、そんで、Ⅱm7、Ⅳm、という斜陽感のあるパターンになっていく。
うむ~、こうして晩夏に似合う曲を分析してみると、特徴的なコードが使われているんだな~というのが分かりますね~。
はい、では、演習ですぞw
Ⅲm7♭5を使った、夏の終わりっぽい曲を作ってみようw
というわけで、みんなも作ってみてね~(^^♪