コーヘイ

重賞展望

日記


先日の京田二塁ベースブロックの件、今後はタイミングがセーフならセーフの判定になるみたいやね。当然と言うか今まで曖昧になってたのがおかしいんやけどとりあえずホッとした。
夏競馬が終わって今週末からは秋競馬。阪神は野芝オンリーの9月開催は4年ぶり。中山も同じく野芝やけど19年と21年はかなりの高速馬場で20年と22年は開幕週から結構時計のかかる馬場やったように年によってかなり違う印象。まずは土曜で見極めたい。重賞は紫苑S、セントウルS、京成杯AHの3つ。

【セントウルS】阪神内1200で行われるのは4年ぶり。阪神内1200はスタートから平坦⇒下りで最後の直線に急坂で基本的には前傾ラップになりやすいコース。ただ最初のコーナーまで距離がないから中山や小倉ほど極端なハイペースにはなりにくい。最初のコーナーまで距離がないということは内有利になりやすく、開幕週に行われることもあって15~19年のうち道悪になった18年を除けば勝ち時計は1分6~7秒台の高速決着で、その4年中3年で前後半大きな差がないミドルペース。好走馬の大半は前に行った馬か差し馬でもロスを抑えた馬。基本は前や内狙いで良さそう。ちなみにセントウルSは別定戦でGⅠを狙う馬もステップとして出て来るからか1番人気馬は中京時代を含めて7連勝中で過去10年全てで連対。無理な穴狙いは難しそう。血統は参考程度やとは思うけどストームキャットを筆頭にスピード型ノーザンダンサー系、ナスルーラ系が目立つ。

ビッグシーザーは前走葵Sはロケットスタートを決めて後傾ラップに持ち込んだモズメイメイを捕まえられへんかったのはともかく、ルガルに差されたのは正直物足りひん内容。まだ緩さがあるからか高速決着になった時にモタつくような感じもあって今回は成長力と斤量差でどこまでやれるかという感じかな。アグリはそれぞれ稍重、不良馬場のGⅠ、海外GⅠとエクスキューズがあったとはいえ千二では3戦して全部着外。阪神千四でテンの3F33秒台後半で番手につけられてるからついて行けへんってことはないと思うけど33秒台前半とかになるとどうかってのはあるからね。能力自体は最上位の1頭やから軽視とは言わんけど1番人気でも全幅の信頼とも言いにくい。ジャングロはこのコースをハイペースで先行して勝ってるように基礎スピード面を問われて良いタイプではあるけどスプリンターとしては馬格のない方やから高速決着になった時にどうか。ピクシーナイトは2走前の高松宮記念は1年以上の休み明け+不良馬場、前走京王杯SCはスローの高速上がりと条件的に合わへんかった。ハイペースでも先行できる追走力があるし高速決着も得意なタイプ。今回適性は高いし能力の元値を考えれば8割のデキでも勝ち負けになると思うけど骨折で1年以上休んでただけにどこまで戻ってるかやね。穴なら前述したように前や内。スマートクラージュはハイペースの千二はちょっとしんどいからミドル程度になりやすい阪神は合う。前に行けるなら。ディヴィナシオンは後ろからのタイプやけど内枠からでも好走出来てるし上手く直線だけ外に出すような競馬が出来れば。