電車が遅れた謝罪だった

今降りた電車が遅れていたのだろうか

そうなると折り返しの電車はすでに行ってしまったことになる

時計を見るとそうではない

どうやら折り返しの電車の方が遅れているようだ

通常は各駅停車の普通に乗るのだが、運良く準急が遅れてきた

電光掲示板の予定発車から見ると十八分程の遅れ

いつもの普通より一分遅れでやって来た

その一分くらいは当たり前に遅れるので、通常の普通が準急になったようなものだ

乗り込むと遅れていた理由のアナウンス

どうやら大雨の影響のようだ

そう言えば午後に激しい雨が降った

それが帰りまで続くかどうか天気予報を調べたくらいだ

予報では雨は降らないことになっていた

それにしても雨の影響を受ける路線がいつもと違っていたのは意外

そちらも雨の影響がでるのか

そしていつもの普通と違いどれくらい早く到着できるのかも期待する

いつもの普通だと間に四つの駅に停車する

それが準急だと一つだけだ

この差は大きいと思うのだが下車をしてみると二分しか違っていなかった

ほとんど差がない

やって来たバスに乗り込む

発車の時刻が近づき時計をみると後数十秒と言う状態

いよいよ発車かと思われたが発車しようとしまった扉が開かれた

どうやら駆け込みがあったようだ

その後にまた閉じたがすぐに開いた

また駆け込みでまとめて人が乗って来た

そしてまた閉じたのだがすぐに駆け込みで開いた

おそらくは電車が遅れて到着した人なのだろう

なんとか間に合って良かったというところだ