【シリウスS】４年ぶりに阪神ダート２０００での開催。阪神ダート２０００は芝スタートで最初のコーナーまでの距離が長いので序盤のペースは上がりやすいが角度のきつい１～２コーナー（大体４F目）で緩んで残り５F辺りから下りに入ることでロンスパになりやすいコース。坂越え２回ということもあってタフで上がりのかかる条件やからダートとしては比較的差しは決まりやすい印象。血統では末脚のしっかりしたタイプが好走するからかダート重賞にしてはサンデーの血が結構目立つ。

レモンポップの登録があるけど斤量６１キロでは流石に出て来んやろなぁ。距離経験もマイルまでやし出て来たとしても人気で買うのは怖すぎる。ハギノアレグリアスは前走は離された４着やったけど前３頭はGⅠ好走馬やったことを考えれば仕方ないかなと。安定して走れてるしコースや距離も問題ない。末脚もしっかりしたタイプやからここの適性も充分。初めて背負う５８．５キロさえクリアすればというとこかな。ヴァンヤールは平安Sでハギノアレグリアスと０秒２差でこの時同斤。今回は１．５キロ軽いなら逆転まで考えたくなるけど前走が案外やったのが気になるところ。前に行けるわけやないし、めちゃくちゃ斬れるわけでもない。これといった武器もないから勝ち切れへんような感じはするんよね。穴になるかはわからんけど面白そうなのはカフジオクタゴン。軽いスピードに欠けるパワー型で力の要る良馬場が合うタイプやのに近５走は全て道悪。上がりのかかるタフなレースで脚を伸ばすことが求められるこの条件なら。あとは揉まれ弱さが弱点のサンライズホープは近走内枠や下手乗りで出し切れてへんけど能力さえ出せれば充分好走可能。骨折明けで状態次第もこれも能力は足りてるクリノドラゴンあたりを。