コーヘイ

重賞展望

日記


【京都大賞典】3年ぶりに京都外回り2400での開催。京都外2400は最初のコーナーまでが長いためテンはそれなりに流れるけど1コーナーから上り坂の向正面にかけての中盤は緩んで京都外回りらしく下り坂に入るラスト4F目からペースアップというのが基本形。16~20年のラップを4Fずつ3分割すると前半4Fは47~8秒台で中盤4Fは50秒前後、終盤4Fは46~7秒といった感じ。馬場は改修後でどうなるかはわからんけど改修前の好走馬の大半は内枠や内を立ち回った馬、前に行った馬で開幕週らしく内や前有利な傾向。血統ではディープ産駒は普通に強いけどもう殆どおらんからね。トニービンやミスプロあたりも好相性。

ディープボンドは急加速が苦手やから京都自体は悪くないけどなんしか速い脚が全く使えへん馬で上がりのかかるタフなレースでこそやからね。開幕週でスロー気味やと流石にこの馬にとっては上がりが速くなりすぎる気も。時計自体に影響するほどの雨が降ればという感じかな。ヒートオンビートは前走で待望の初重賞制覇。ただ安定はしてるけどなかなか勝ち切れへんかったように何かに特化した武器というよりは総合力で勝負するタイプやからね。ここは相手強化になるし人気になるタイミングで本命とかはギャンブル的にどうかな。ブローザホーンは道悪やったり上がりのかかる消耗戦で強い勝ち方してる馬で高速決着、高速上がりへの対応は課題になりそう。ボッケリーニは2000は忙しいし前走の宝塚はスムーズな競馬が出来てへん。距離はこれくらいあった方が良いし、ゆったりした流れからのロンスパ戦は得意。全兄ラブリーデイもこのレース勝ってるから適性は問題ないはず。7歳で衰えがなければ。ヴェラアズールは芝で高いパフォーマンスを出したのは大箱コースでスローの瞬発力戦。今回は久々に力を出しやすそうな条件で復活するならここかなと。穴っぽいところなら単騎逃げが濃厚なアフリカンゴールドと馬格があって大箱コースのほうが良さそうなビッグリボンあたりを。