以前もチラッと書いた、コリドラスというナマズの仲間の小さい魚。

とにかく視力が弱い。

他の魚たちとは違い、基本的には水底あたりをウロウロしているので、餌も専用のものです。なのですが、私は赤虫というイトミミズみたいなやつの冷凍をチョイチョイあげます。冷凍なので、水槽に入れて少し動かすと、すぐに溶けて沈んでいきます。

それは良いのですが、イトミミズみたいなものを固めて冷凍してあるだけなので、溶けるとバラバラになる。そのバラバラは他の魚たちも大好きなので、我先に食べてしまいます。

もちろんそれも見越した量を水槽に投入するのですが、そもそもの目的のコリドラスの視力が弱すぎて、餌に辿り着けずにウロウロしている時間があまりに長いと、他な魚が全部食ってしまう。匂いは嗅ぎつけているので、「ご飯来た！」とは思っているようなのですが、餌を全く目視できないようで、一向に辿り着かない。

今日も、それで全部食われて呆然としていました。

まあ一日くらい抜いても、魚は何ともないので大丈夫なのですが、見ているこっちは、「ああああああー なにやってんだ、早く食えぇぇぇっ！」とストレスがたまるのです。

でもまあ、なんというか。

キョトンとした目で、「あれ―ご飯ないなぁ・・・」と佇むコリドラスは可愛いような哀れなような感じで、哀愁を誘います。

てなことで。

ではでは。