曇り空で少し肌寒いくらいでした。東名高速は案の定渋滞、富士山は雲に覆われ始めていました。

　久しぶりの会員さんと一緒にレッスンできると思っていたのですが、最近入厩して調教していた新馬、ちび(仮名)が私に割り当てられたので、部班ではなく単騎でのレッスンになりました。まだ4歳だそうです。コーチはMさん。体が小さいので、馬場鞍ではなく、クラブの障害鞍を借りて馬装。頭絡は、Mさんが付けました。(じっとしていられないらしいです)

　馬場に連れていき、乗ろうとしても動いちゃう。またがった後で腹帯を直そうとしたり鎧を調節しようとしてもじっとしていられない。おいおい、大丈夫か、と思いましたが、シャキシャキとした常歩。抑えていないと速歩になってしまいそうで、軽すぎる感じです。足がちょっと触れても加速。速歩はそっと合図。手綱がちょっと緩むと加速してしまうので、抑えながら。巻き乗りも入れてスピードを調節しました。問題は駈歩。輪乗りで試したのですが、合図しても速歩がどんどん速くなってしまう感じでなかなか駈歩になりません。それでも左手前ではなんとか発進でき、続けるだけならなんとか続けられるようになりました。駈歩の後の速歩は最初よりずいぶん落ち着いて、小さめの巻き乗りや三湾曲蛇乗りもできるようになっていました。Mさん曰く、真面目すぎる、とのこと。跳ねたり急旋回したりの勝手な動きは確かにないのですが、どんどん加速してしまうのもそのせいのようです。重い馬くんも疲れるけど、軽すぎる馬くんも抑えるのに体力がいると実感しました。

　チビちゃんにご褒美の人参をあげて、食料品を届けに母のところへ。母は早くもストーブを出していました。妹と買い出しに出かけたり、競馬中継を見たりして過ごし、夕方帰路につきました。帰りも事故渋滞。