重賞展望
【京王杯2歳S】前後半差4秒5のドスローやった18年は流石に極端やけどそれ以外の4年もテンの3Fは35秒前後、中間の1Fは12秒前後、上がり3Fは34秒台とミドル~ややスローで直線の長いコースらしく千四重賞としては決め手が問われるレース。短距離を使ってきた馬が大半でキレッキレの脚を使う馬がおらんからか前に行ける馬の好走が目立つ。前走小倉や函館の2歳S上位馬の好走も目立つけどこれもマイル以上の新馬戦を使われてきた馬がここに出て来ること自体少ないから千二~千四を使われてきた馬の中で速い上がりに対応できる馬、完成度の高い馬が走るってだけで距離延長が良いってわけでもないはず。血統ではロードカナロア産駒、カナロア経由も含めてストームキャットの血が目立つ。
今年の函館2歳Sはかなり時計のかかる重馬場、小倉2歳Sは外有利な馬場+ハイペースとかなり偏ったレースでどこまで評価するかは難しいところ。2レースから1頭挙げるならミルテンベルク。ゴリゴリのスプリンターって感じでもないから距離延長はこなせそうやし血統から直線の長いコースも問題なさそう。千四なら前に行けそうやしね。コラソンビートは距離に不安がないのは良いけどダリア賞勝ち馬ってレースレベルがあれやからかどうも重賞で通用せんことが多くて人気で重い印とかは打ちたくない。現状決め手勝負に向いた感じもないしね。アグラードは未勝利戦スローの前残りを差し切った末脚はなかなかやし時計も悪くないけどスタートが遅く位置が取れへんのがどう出るかやね。穴っぽいところでは前に行けて大箱コースへの適性もありそうなジャスパーノワール、タイガードラゴンあたりを挙げときます。