コーヘイ

重賞展望

日記


BC、阪神日本一で2日合計3,4時間くらいしか寝てへんけど今週末も重賞はエリザベス女王杯、武蔵野S、デイリー杯2歳S、福島記念の4つもあるから予想しとかなあかん。先週も4つやったし大変w

【エリザベス女王杯】4年ぶりに京都外回り2200での開催。序盤から流れてスパート地点も早めになる阪神内回り2200とは全く別の適性が求められるからここ3年とは切り離して考えるべき。というのも京都で行われた16~19年は2秒2~4秒3のスローで0秒7のややハイやった15年も前2頭が後続を引き離してたことを考えれば実質スローと見て良さそう。古馬の牝馬重賞としては最長距離(牡馬相手に2400とかで走る牝馬はあんまりここに出て来ん)ということでか序盤~中盤のペースは上がりにくく、スパート地点も京都としては標準の4Fかそれより遅い3F戦になることも。当然前が残りやすいし、稍重で外有利な馬場やった15年以外は後方から外を回すようなタイプは好走出来てへん。差しも来てへんわけではないけど内枠や内を立ち回れるタイプが大半。血統ではステイゴールド系が特注でディープ系、ヌレイエフ≒サドラーズウェルズの血もまずまず。

ブレイディヴェーグはローズSは若干前が詰まる場面があって差し遅れたことを考えれば勝ったマスクトディーヴァとの能力差はそこまでなさそう。マスクトディーヴァが秋華賞で2着やったことを考えればこの馬もGⅠでもやれるだけの力はあるとは思うけどとにかくスタートが下手で全てのレースで出遅れてるのは気になるところ。後方から外を回す馬を狙うようなレースやないしね。ハーパーは前走で内回りの内枠もクリア。距離・コース・ペース・馬場問わずそれなりに走れてるように総合力の高い馬ではあるけど絶対的な得意条件もない印象。速い上がりを使えるタイプでもないから決め手勝負になりそうな今回も勝ち切れるイメージはないかな。ジェラルディーナは元々持続力タイプではあるけど最近はズブさが出て来てるのかこれくらいの距離でも位置が取れへんし、タフで上がりのかかる消耗戦に向いた適性になってきてるんかなと。基本は外を回すタイプやしスローで仕掛け所が遅いレースになると差し損ねそうな気が。ただ3歳馬との比較はわからんけど古馬勢のレベルは去年より低そう。能力や実績では最上位。ディヴィーナは2000を超える距離で使うのは2年ぶり。課題やったスタートが改善してきたのは良いけど前走逃げた影響がどう出るかやね。序盤からかなり掛かって行きたがったのを抑えるのを諦めて逃げさせたようなレースぶりは距離延長、スローが想定される今回少なくともポジティブに捉えるのは難しいかなと。逃げて展開に恵まれるか、好位で我慢できるならといった感じ。サリエラは前走は内枠が敗因。というのもこれまでのレースから恐らく馬群を割るようなレースは苦手やからで、スタートも遅いことを考えれば今回は恐らくは中団~後方から外を回す形。能力は高くてもそれで届くような馬場や展開になるかどうか。ルージュエヴァイユもスタートは遅く基本は後方から外。末脚や能力は評価出来るけどここに向いてるかどうか。穴っぽいところならまずはアートハウス。休み明けやスローからの3F瞬発力戦に強くトライアルホース的なイメージ。使える脚が長くないからロンスパ戦になると最後甘くなりそうな感じはするけど登録馬を見る限り逃げ先行馬は手薄でスロー濃厚でこの馬向きの緩い流れになりそう。先行力もある馬やから内目の枠を引ければ特に面白そう。あとは骨折休養明けで状態面次第。もう1頭はイズジョーノキセキ。差しタイプではあるけど内を突けるし、近走の敗因も展開や距離、馬場、斤量とハッキリしてる。今年のメンバーなら充分能力上位やしハマれば面白いのでは。