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立冬

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こんにちは!高気圧に覆われ、九州から関東は広く晴れる。

沖縄は晴れ。

【立冬】 りっとう

☆立冬は、二十四節気の第19番目です。
 現在広まっています定気法では太陽黄経が225度の時で11月7日頃です。
 恒気法では当時から7/8年後で11月6日頃です。

 暦ではそれが起こる日ですが、天文学ではその瞬間とします。
 期間の意味もありまして、この日から次の節気である小雪前日まであります。

 [二十四節気は定気法と恒気法で日付が違う]

  この二十四節気の定め方ですが、定気法と恒気法と2種類があります。
  そして、それぞれで計算結果が異なります。

  〔定気法(実気法)〕

   現在使用されていますのは定気法という方式です。

   これは黄道を角度で24分割するやり方です。
   西洋占星術的に表現をしますと、
   春分を0度とおきますと、15度が清明(せいめい)になるといった
   具合になります。

   *黄道・・・天球上の太陽の通り道

   空間を分割しますので、空間分割法ともいわれています。

  〔恒気法(平気法・常気法)〕

   恒気法といわれていますもので、
   1年間の時間の長さを24等分する方式です。

   これを24分割しますと、1節気は15、22日となります。
   
   冬至を起点としまして・・・

   ・15、22日

   ・30、44日

   ・45、66日

   これらを含みます日を節入り日として計算します。

   時間で分割しますので、時間分割法と呼ばれることもあります。

  〔なぜ?計算法が2種類あるのか?〕

   計算法が2種類あるということは、
   計算の結果もそれぞれ違うこともあります。

   地球の公転軌道は楕円形になっています為、
   太陽が15度を通過するのに要します実時間は季節により異なります。

   *季節・・・太陽と地球の位置関係

   この為、定気法と恒気法では計算結果が一致しなくなります。
   約1日強の差となります。

  〔定気法と恒気法はどちらが正しいか?〕

   季節というのはあくまで太陽と地球の位置から生まれますものですので、
   素直に考えますと空間を分割しました定気法の方が、
   二十四節気を定めますのに相応しいかもしれません。

   実は定気法では東洋占術で使用します太陰太陽暦を
   上手く作歴出来ないという重大なバグがああります。

   これを説明するのには、中気がどうのや天保歴がどうの等、
   作歴のやり方がどうの等、解説をしないといけません。

   ≪中気(ちゅうき)≫

    陰暦で各月の後半を指します。
    陰暦では各月を二分しまして二十四節気を数えますが、
    その奇数番目を節と称するのに対しまして、偶数番目を中気と称します。

    ・雨水(うすい)          ・春分

    ・穀雨(こくう)          ・小満(しょうまん)

    ・夏至               ・大暑

    ・処暑               ・秋分

    ・霜降(そうこう)         ・小雪

    ・冬至               ・大寒

    これらがこれにあたります。

   ≪天保暦(れんぽうれき)≫

    かつて日本において使用されました太陰太陽暦の暦法です。
  
    過去に中国に同名の「天保暦」が存在します為、
    「天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)と呼ぶこともあります。

    太陽太陰暦は、日本において改暦を繰り返しながら
    何度か採用されました。

    天保暦はそれらの中で最後に使用されました暦法です。

    明治改暦により新暦のグレゴリオ暦に改暦されまして、
    天保暦は旧暦となりました。

    その後・・・

    現在まで日本は改暦が無いことから、
    「旧暦」で狭義に天保暦を指すことがあります。

    以下、明治5年以前の和暦の日付は天保暦によりまして、
    西暦及び明治6年以降の和暦の日付はグレゴリオ暦になります。

    『使用期間』

     天保15年1月1日(1844年2月18日)に
     寛政暦から改暦されました。
     そして、明治5年12月2日(1872年12月31日)まで
     約29年間使用されました。

     明治6年(1873年)1月1日にグレゴリオ暦に改暦されますが、
     明治42年(1909年)まで官暦に記載されていました。

     *官暦・・・伊勢神宮から発行されました本暦や略本暦

    『概要』

     渋川景佑さんらが西洋天文学の成果を取り入れて完成された暦です。

     《渋川景佑(しぶかわかげすけ)》さん

      1787年11月24日ー1856年7月21日

      江戸時代後期の天文学者で、江戸幕府天文方です。
      日本最後の太陽太陰暦であります天保暦の作成者として
      知られています。

     実施されました太陰太陽暦としては、
     それまでで最も精密なものです。

     天文学者の平山清次さんの計算によりますと・・・

     ・平均太陽年         :365、24219日

     ・平均朔閏月(さくうるうづき):29、530589日

     ・天保暦の太陽年       :365、24223日

     ・朔望月(さくぼうづき)   :29、530588日

     グレゴリオ暦の太陽年の365、2425日よりも
     誤差が小さいことが確かめられています。
     「暦法及時報(れきほうきゅうじほう)」。

     寛政暦までは二十四節気を1年間を糖分して計算する
     平気法が使用されていました。

     *1年間を等分・・・時間分割

     天保暦では太陽の位置を計算し、
     天球上の太陽の軌道を24等分して二十四節気を求める
     定気法を採用しました。

     *24等分・・・空間分割

     しかし、定気法の採用によりまして置閏(ちじゅん)法がかえって
     複雑になったという批判もあります。

     実際に定義通りに運用しますと、
     2033年に9月の次が11月になってしまうという問題が生じます。
     又、中国や西洋の流れに反し、
     不定時法を暦法において公式に導入したことに関しましても
     強い批判があります。

     朔から次の朔の前日まで29日或いは30日を1か月として、
     黄経330度の雨水を含む月を1月、
     以下各中気を含む月を2月、3月とします。
     中気を含まない月は閏月となります。

問題 立冬は「冬の始まり」という意味です。
   初冬に植え替え時期の植物(全て鉢植え)を教えてください。

1、モモ

2、ブドウ

3、ウメ

ヒント・・・〇正解の植物

      正解の植物の植え替え適期は落葉期にあたります
      11~3月です。
      落葉期に植え替えますと、株への負担も少なく済みます。

      @品種(甲斐路)

       果皮はピンクがかりました明るい紅色です。
       皮は厚くて皮ごと食すことは不可です。

お分かりの方は数字もしくは初冬に植え替え時期の植物(全て鉢植え)を
よろしくお願いします。