【福島記念】マルターズアポジーやパンサラッサが逃げてかなりのハイペースになった１８年、２１年は特殊としてもそれ以外の４年も１秒前後の前傾ラップでミドル～ややハイあたりで流れて中盤も大きく緩まず上がりがかかるのが基本形。１９年なんかは馬場自体が外有利になってたけど開幕２週目でペースが流れてもそれなりに前につけた馬や内枠の馬が優勢。血統ではステイゴールド系が特注でサドラーやキングマンボあたりもまずまず。

パッと見て去年の勝ち馬ユニコーンライオンの他にもバビット、テーオーシリウス、ウインピクシス、シルトホルンと前に行きそうな馬が多数。ただ馬場は前や内有利やった印象で後方から外を回すのが有利になるとも思いにくい。好位～中団で運べて速い流れや小回り適性の高い馬が内目の枠を引いたら狙ってみたいかな。netkeibaさんの想定人気がちょっと信用でけへんから注目馬だけ適当に挙げるとまずはカレンルシェルブル。近走は後方からの競馬に拘わってる感じがするのが気になるけど小回りの持続力勝負は向いたタイプ。前走ももうちょっと位置を取ってたら馬券圏内の可能性は高かったと思うし同コースの福島民報杯も長く脚を使って快勝。能力的にもここでは充分上位やし内枠もこなせるタイプ。とにかく中団くらいから運んでくれれば。次はカントル。直線の長い左回りばっかり使われてたけど前走前走小倉日経OPはハイペースを中団前目から運んで外ブン回しで勝ち切ったように小回りでも問題ない。全兄ワグネリアンも年齢を重ねて上がりのかかるレースの方が合うパワー型にシフトしたことを考えればこの馬もそんな感じになるかも。あとはグリューネグリーン。前走苦手な大箱コースのスローで４着なら復調気配は感じられた。条件自体は好転。