「お前の話くどいんだよ！」

と、キレたので、ちょっとショックだった。子供に言われるならまだしも、親である夫がそう言うんだ…と思って獅子身中の虫を発見したかのような。いやでも、言葉とか、話し方とか、私の言い方は完璧なんかじゃないので、夫のほうがド正論だった。私って、ド正論な評価を言われると傷つくんですよね～。だってド正論だし真実だったら、もう何も覆しようもなくストレートに自己嫌悪するもの。刺さりましたねぇ…。夫の言葉が…。まさかの横やり…。という。しばらくちょっと元気なくなる破壊力があった。夫が一番私を傷つけてるというこの日常…。まぁ、傷つけてるというわけじゃなく、本当に私が単に話がくどいんですけどね。直そうと頑張ってるけど克服できない事って言われるとアイタタってなります。

子供は子供で、お母さんがくどくどなんかいうのをぴしゃりした夫と一緒に意味はよくわかってなさそうに楽しそうにしてた。なんだか、こうして私は嫌われちゃうんかいな。と悲しかった。ノートルダムの鐘にでてくるフロロー助祭長になった気分だった。子供の時は悪役キモって思ってたけど、大人になったら悪役にいつも同情するようになった。子供と夫は下手なくどい話をするお母さんをさて置いて、楽しそうにお話していてなんだか羨ましかった。そんな感じに私も子供と仲良くしたかったんですけど、これは一応言わないと…っていう事があるだけだったんですけど、完全に私は家の中でフロローみたいな感じになってしまった。そこまでじゃないんですけど。フロローってでも勝ち組？っていうか頭いいキャラだった気がするからそういう意味ではフロローでもないんですけど。家庭における子供へのお話の仕方が、どうやったらいいのか、永遠のテーマなのかもしれませんが、オギママの本とか読んで勉強する。なんだか人間としての根本的なものが…とかもう救いようのない答えにたどり着きそうですけど、でも頑張るしかないです。